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2010年03月13日

第2節 アビスパ福岡戦

3月13日

コンサドーレ札幌(H) 0-3 アビスパ福岡(A)

スタメン
GK 高原
DF 石川 西嶋 岩沼 芳賀
MF 宮澤 上里 藤田 古田
FW 近藤 キリノ

コンサドーレの選手は全員「中山雅史」になろうといているのか?

今日のゲームはホーム開幕戦ということもあり、選手は緊張するだろうし、特に今年はゴンの加入で全国区の注目を浴びている。
また、初めてコンサドーレを見に来る多くの人に勝利を見せたい。

それを「やりがい」としてゲームに入っていくか「プレッシャー」としてゲームに入っていくかでチームは大きく変わる。
今日のゲームは明らかに「プレッシャー」に支配されたチーム状況だった。

プロならそんな言い訳をできない・・・
と批判が聞こえてきそうだが、今日のゲームの中盤の選手
藤田・上里・宮澤・古田・・・全員若い。
去年は中盤のど真ん中にクライトンが君臨していたので、そういう部分が見えなかった開幕戦だが、今年は若手のみの中盤が思いっきりモロさを露呈してしまった。
今年はゴンの加入が全国的なニュースで取り上げられる中、そのプレッシャーは例年の比ではないほど大きなものだっただろう。
今日の若い中盤にはそのプレッシャーが大きな足かせになってしまったのだ。
若干20歳前後の4人の若者たちに、全国的に注目されたゲームを乗り越えることを無理強いなどできない。
プロを名乗っているとはいえ、彼らだって普通の若者なのだから。

特に「勝ち」を強く意識したゲームの入りで、なかば不運なゴールで先制を許してしまったことがプレッシャーに拍車をかけてしまった。
「早く追いつかなきゃ!」
「俺がゴールを決めなきゃ」
「前節やられたように早いリスタートで」
そんな思いが見ていてヒシヒシと伝わってくるようで・・・。

選手は一生懸命やった。誰ひとり手抜きをしているわけではない。
では、なぜ完敗したのか?
全員、一生懸命走ってボールを追ってボールを蹴ることしかできなかった。
つまり、ゲームを誰一人コントロールできなかった。
ついにはあの砂川までミスを連発してしまっていた。
最初から最後まで、全員浮足立っていた。
対照的にアビスパは全員落ち付いて自分の役割をしっかり果たしていた。

明らかにそこが違った。
敗因はその部分だった。

コンサドーレは全員、中山と同じになりすぎていなかったか?

ジュビロでゴンが活きたのは、前にゴリゴリ攻めていく中山をMF藤田や福西が絶妙なカバーをして、名波がゲームをコントロールして落ち着かせていたからだ。

中山は絶対無比の飛び道具だ。
しかし、全員飛び道具になってしまっては誰がその道具を使うのか?

今日のコンサドーレは全員飛び道具になっていた。
明らかに普段の自分たちを見失っていた。

そこに気づかない限り、選手はなぜ中山のように一生懸命やっても勝てないのか気づけないだろうし、チームは負け続けるだろう。

宮澤と上里に早くそのことに気づいてほしい。
そして全盛期の名波のように、ゲームを支配してほしい。
彼らにはそれができる素質が十分あるのだから。

今日のMVP 近藤(ゴール前での存在感は絶大!)

posted by ykk-i |17:58 | ゲームプレイバック | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:第2節 アビスパ福岡戦

久々にコンサで頼りになりそうな日本人でしたね。。
中盤。。。終わってる。
そろそろ監督の「?」も浮上しても良いのでは?

最後の整列でとても「札幌っ!!」とは言えませんでした。

posted by 近藤。。| 2010-03-13 22:29

Re:第2節 アビスパ福岡戦

近藤。。さんコメントありがとうございます。

近藤のゴール前で2~3人のDFを引きずってでも強引にシュートに持っていく様は、過去のウィルを彷彿とさせて、個人的には大好きです。
このままチームには欠かせない存在になるくらい暴れてほしいと思います。

監督と中盤の話は、昨日の1試合だけで判断せずにもう少し長い目で見たいと思います。
一番気をつけなければならないのは、サポーターの批判で選手が委縮して十分なパフォーマンスを発揮できなくなることだと思います。

posted by ykk-i| 2010-03-14 08:00

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