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2007年10月15日

なんでピッチに飛び降りちゃったのか

土曜日、選手がゴール裏に挨拶に来たとき、
ピッチに飛び降りて選手に何か言ってる人がいた。
確かに、完封目前で失点し、ゴール裏には苦々しい顔もあったのだが、
彼は選手に何を言っていたのだろう。
選手のすぐ近くまで行っていて、選手たちも彼のことを見ていたから
多分、言ってることは聞こえてただろう。
わたしたちには聞こえなかった。
関係者に後ろから羽交い絞めにされ、無抵抗で連れて行かれたよ。

「腹の底から声を出せ」とよくいう。
オペラ歌手なんかは腹式呼吸であの美声を出しているし、
劇団でもそういう稽古をするそうである。

サッカーの応援をするにあたり、
腹式呼吸でのコールが望ましいことはかなり前から理屈ではわかっていたが、
実際にやろうと思うとなかなか難しいのである。
普段から運動するときは腹式呼吸を意識しているので、
ちゃんとできるんだけど、コールとなるとまた別の話で、
呼吸を気にすると歌詞を間違えたり、
変なところで息継ぎをしたりして、
応援どころか試合そのものにも集中できない始末である。

ついこの間、また腹式呼吸についての記事を読み、
その思いを新たにしたわけであるが、
実際、土曜日に応援が始まったらそんなことは忘れていた。
それが、ちょっとした隙に
「あ、今、わたし腹式呼吸してるぞ」と思った途端、
信じてもらえないかもしれないけど、声の質が変わったのである。
いや~、信じてもらえないだろうな。
1オクターブ下がったというか(実際はそんなわけないが)、
声がスル~ッと出てくるというか、
なんかすごく気持ちいいのである。

個人的には、
サッカーのコールはドスのきいた低い声がカッコいいと思うのである。
サポーターの年齢層が高く女性の比率が高いという我がチームの応援は
テレビで聞くとソプラノが勝っていることがよくあり、
「まだまだだな」と思うのだが(自分もその一部ではあるんだけどさ)、
腹式呼吸によってカッコいいコールに一歩近づいたかも、と気をよくしている。
ああ、この感覚を忘れないうちにまた応援したいよ~。

お腹の筋肉(腹筋ですね)を使って呼吸するわけなので、
意識を集中させてやればダイエット効果もアリ。
カッコいいコール&スマートなボディで最強サポーターになろう!
って、誰に呼びかけているのか。

「選手たちは朝まで呑んだくれたのか」へのコメントレスはこちらです。

posted by rocket2号 |19:21 | 酔いドーレ日記 |