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2008年12月12日

ソニーにリストラ旋風

ソニー、2万人リストラへ:構造改革推進に向け新たな経営方針を発表

という記事が出たのが2003年10月

ソニー、1万人を追加削減--エレクトロニクス事業復活へリストラを断行
という記事が出たのが2005年9月。

2005年の記事では「改革のメリットが生まれるのは2008年以降になるものと見られる」はずでしたが,その2008年も終わろうかという頃に

ソニー1万6000人削減 全世界、正社員含め

だそうです。
これだけ続いているのには当然のように理由があるのでしょう。外野からそれはなかなか分かりませんが,とりあえずSONY製品に,余計にお金を出してでも欲しいものはない,ということだけは言えます。よその製品の中身にSONYの部品が使われている,って話も余り聞きませんので,単純に製品の魅力不足から来る販売不振なのかもしれません。

製造工程の最適化で利益率の向上も結構ですが,繰り返せば縮小していく一方なだけで先は見えません。行き着く先は重工業を持たない三菱グループでしょうか。
SONYに売れる技術がないとは思いませんが,それを生かした「誰も見たことのないようななにか」が出てくることを期待したいところです。

まあ爆発する電池なんて「誰も見たことがないなにか」ではあったけどさ。

posted by cudos |08:42 | SONY | コメント(0) | トラックバック(0)