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2006年09月18日

高校サッカー新人戦(だと思う)

正式なる名称はよくわかりませんが、友人らの情報にて
本日は北海高校のグラウンドに行ってまいりました。
後に調べたところ、この試合は
「第35回全道高校ユースサッカー新人大会」でした。

「コンサとあたるらしい」 それはたった2名のわずかな情報だけが
ソースであった。
オフィシャルにも載ってなかったし、甚だ不安な気持ちで訪れたのだが。
8時半には到着。こういう時だけ何故か早起きができる。

いたよ!いた!
U-18!
グラウンドに足を入れた目の前に kappaウェアを来た選手たちと
激をとばす深川コーチ!
あああ!深川さん!
「俺はおまえたちを絶対優勝まで連れていく。一緒に行こう!」
「これは、ピッチに立つ選手だけじゃない。今まで一緒にやってきた仲間
 全員の力だ。負けない。君たちなら絶対に勝てる!わかったな!」
「はい!!!!」

いきなり目にした光景に、コンサマフラーとコンサバスタオルを身にまとった
自分は、親かマニアのように、背筋がピンと伸びた。
でも・・・親らしき人も応援するような人もだーれもいない。

8時半って・・・もしかして子どもたちの集合時間だったわけ?
急に寒さに襲われた。
ポツネンとしていると、会場運営係りの北海高校の生徒が
「どうぞ」とパイプ椅子を運んできてくれた。有難う(::)
「試合何時からですか?」 9時半からです。 ゆ、ゆうじん・・・
練習が始まる様子もなく、対戦相手すらまだグラウンドにいない。

パイプ椅子に座ったのはいいが、目の前はコーナーキックを蹴る棒が
立ってる。近すぎる。あまりにも近すぎる。

係りの生徒さんに、「観戦される人たちってどのへんがメインかしら」
独り言のように問いかけてみると、「あそこですね」
厚別やドームで言えば、バックスタンド側の位置を示す。
ではそちらへ行きます。ありがとう!
行った。一人パイプ椅子に座る赤黒なおばさん。超メイン席。あやしい。

来たよ来た。対戦相手。そうだ、そういえば黄色だったなやつらは。
建物からゾロゾロ出てくる。はよ来い!コンサは先に来てるぞ!

おもむろに両者がピッチ上で練習を始めた。(土のグラウンド)

「いち!に!さん!し!」 と大きな声を出しながらスキップみたいな
ウォーミングアップを始める。パターンが何種類かある。

かっこいいんですけど・・・・かっこいいんですけど!!!!!!
これだけでも2時間は軽く見ていたかったくらい。

己、生まれ変わって男児となれば、絶対にサッカーする。
何がなんでもサッカーする。心に誓った。

そろそろと親らしき人物たちが現れ始めた。
自分の周囲にはユースの親御さんがほとんど。

うーむ。困った。黄色いユニを見てしまうといかん・・・。
ジャージを脱ぐと ユースも赤黒縦縞だしもう(あたりまえ)。
本当に困ったので、微妙な立場を周囲に告げると
「ノープロブレム!同じ高校生ですからね!どっちに転ぶか
 わからないし、いい試合見せてくれたらいいですよ!
 どっちも応援しましょうよ!」
なんとも温かいお言葉をいただいた。

結果はPK戦に持ち込まれ、黄色たちが2本はずしてしまい
コンサが勝ちました!
いいよいいよー。どっちも本当によくやった。
もうね、どっちの親の気持ちにもなってしまって、試合見ていたら
涙が出そうになった。

ボールを蹴る激しい音。身体と身体がぶつかりあう音。
強烈なボールが己のほうにも飛んでくる飛んでくる。
ライン際での激しいせめぎ合い。
まさしく体感できた、狭いグラウンドであった。最高!!!
運営係りの北海高校の生徒たちも、本当に礼儀正しく立派だった。

すぐに第二試合が始まった。
そう、山瀬を輩出した北海高校の試合であった。
上手い!前半開始後あっさりゴールを決め、強さを感じた。
コンサと北海がいずれ当たるのかな。

昨日今日と、サッカーにじわりじわりと近づいた気がする。
いきなりプロを見てはしゃいでいたけれど、
こういった場所から見ていく楽しさもアリだ。アリアリだ。

とにかくあの近さたるや、たまりませんでした。
両選手たちよ、感動をありがとう。

長いわやっぱ。

posted by aru |23:36 | サッカー | コメント(5) | トラックバック(1)