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2022年02月16日

ノノさんの思い出④著書

ノノさんの著書「職業サッカークラブ社長」(ベースボール・マガジン社)は社長就任の翌月の2013年4月に緊急出版されました。おそらく就任前に口述筆記したものと思われますが、3月22日の就任決定まできちんと織り込み済みです。内容は自らの半生をはじめ、Jリーガー時代やセカンドキャリアを振り返るとともに、社長就任の経緯や社長としての抱負、ビジョンを語っています。就任時に「札幌をバルサにする」と所信表明したそうです。また、サポーターについては「自分はさらに一歩進んで、一緒に夢を実現する『パートナー』だと思っている」と熱く語っています。社長就任から進めてきた経営の哲学があますところなく語られています。当時浦和だったミシャ監督にも触れて「ペトロヴィッチのサッカーをやっていると選手は本当にうまくなる。ある程度経験を積んだベテランの選手でさえも、今まで見せたことがないようなアイディアを出してきたりして驚かされることもある」と述べていて、この頃から狙っていたのでしょうか。

今回、久々に読み直しましたが、集中すれば2時間かからずに読め終わります。未読の方にはお薦めします。残念ながらすでに絶版のようですが、ブックオフなどで販売されているのを見かけることがあります。図書館にも置いているかもしれません。なお、私は発売直後に紀伊國屋書店オーロラタウン店でサイン本が10冊ほど売られていたのを買いました。できれば「職業Jリーグチェアマン」という続編の発行を期待します!

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posted by papa12 |19:40 | 思い出 | コメント(2) |