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2022年02月05日

ディス・イズ・ザ・デイ

津村記久子さんの小説「ディス・イズ・ザ・デイ」をご存じでしょうか。朝日新聞夕刊で2017年1月~18年3月に週1回掲載された新聞小説で、日本のプロサッカー2部リーグを舞台に、「ネプタドーレ弘前」など架空の22チームの試合を観戦するサポーターなど実にさまざまな人たちが登場し、その人間ドラマ、人生が描かれています。新聞連載時にたまたま目にして知りましたが、文庫本派の私としては文庫化されるのを待っていました。昨年10月に文庫が出て、ようやく先日読み終えました。2部リーグだからこその人間模様や悲哀が多数書かれていて、J2暮らしが長かったコンサドーレサポーターなら、しみじみとじんわり感じ入るのではないでしょうか。きっとJ1しか知らないサポーターには共感しにくいかもしれませんが。ちなみに2019年の第6回サッカー本大賞を受賞しています。ぜひ一読をお勧めします。

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posted by papa12 |20:03 | 思い出 | コメント(0) |