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2021年10月05日

是正通達は避けられたが

先週、気になるニュースがありました。Jリーグが2022シーズンのJ1・J2ライセンス判定結果を発表したのですが、2019年度に20億円超の単年度赤字を計上したサガン鳥栖に昨年に続き唯一、財務の是正措置が通達された、というものでした。鳥栖は経営再建に取り組んでおり、Jリーグ事務局は「経営破綻の危機や資金繰りの懸念はないが、いかに債務超過の額を減少させていくかという点で他のクラブよりもモニタリングが必要」と説明しているそうです。

その記事の後半に財務注意喚起の11クラブが指摘されており、わがコンサドーレも名を連ねています。J1クラブでは仙台、柏、C大阪とともに4クラブでした。予算進捗・編成等につき随時ヒアリングを行うことになるそうで、木村正明専務理事は「経費を切り詰めたりしている状況だが、破綻がみえているクラブはない。入場料収入は落ち込んでいるが、スポンサー収入は踏みとどまっているという状況」と話したそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大により各クラブは経営に大打撃を受けています。Jリーグは特例措置として2021年度末までの債務超過と3期連続赤字がライセンス交付の対象とせず、2021年度末に新たに債務超過に陥ってもライセンスの判定対象としない方針で、2022年度以降も2年の猶予期間を設ける予定としています。

コンサドーレは新規パートナーの獲得やグッズ販売の拡大など営業努力を重ねていますが、入場料収入が激減するなどにより大幅な赤字決算となっているようです。債務超過・3期連続赤字を回避するために、ぜひともクラウドファンディングの活用や持株会の増資など、財務改善策を取っていただきたいと思います。コロナ禍でサポーターも生活が厳しさを増しているでしょうが、1人1人の力は小さくとも、昨年の「#全道一丸で乗り越えよう!コンサドーレパートナー企業 応援プロジェクト!」で示したように、まとまれば大きな力になると信じています。頑張ろう!コンサドーレ!!

posted by papa12 |19:31 | 特別編 | コメント(0) |