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2015年02月08日

「おれは最後に笑う」

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先日、サポなら立ち寄る紀伊國屋書店オーロラタウン店で、人物ノンフィクションのライター、小宮良之さん著の単行本「おれは最後に笑う」(東邦出版、1200円+消費税)が平積みになっていました。手書きのPOPには確か「『免罪符』をぜひ。新居辰基を私は忘れない」とありました。サポ心をくすぐる一言に、衝動買いしました。

新居辰基(敬称略。以下同じ)は最近の方は知らない人もいるかもしれないので、念のため紹介すると、当別町出身でユースから昇格したFWで、裏を取るスピードが武器で、大いに期待されていました。ところが、プロ3年目の2004年8月、酒気帯び運転で人身事故を起こしてしまい、解雇されました。この本で14ページにわたる「免罪符」は、鳥栖で2年連続J2日本人得点王になった後にインタビューしてまとめられたもののようです。事故を反省して心を入れ替え、人間としての成長がうかがえる内容です。ほかにも玉乃淳や相馬崇人、福田健二らも読み応えがありました。未読の方はぜひお読みいただきたいと思います。

それにしても、新居が起こした事故は確かその日の道新夕刊で知り、家族に連絡すると、新居ファンだった下の娘は涙を流しました。その後、一緒に酒を飲んだ中尾康二もクビになり、中尾びいきだったカミさんが残念に思ったものです。2度とあんな悲しいことは起きてほしくないですね。


posted by papa12 |22:01 | 思い出 | コメント(0) |

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