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2014年11月30日

まさかのジュビロ

本日のJ1昇格プレーオフ準決勝は、まったりと見ていました。中立の立場というか、来季、コンサドーレが昇格を目指すのに、どちらが邪魔かという観点でお金のある磐田に頑張ってもらった方が良いかな、という程度のひいき目で見ておりました。そこで山形のディエゴが頭で鮮やかに先制。しかし、総合力に優る磐田が前半アディショナルタイムに追いつきます。後半も磐田が押し込むことが多いものの、ゴールを割れず。引き分けで良い磐田は終盤、ボールキープで時間が稼ぎに出ますが、結果的にこれが裏目に出ます。後半アディションタイム、山形がこれが最後の攻撃かと思われたコーナーキック。ラストプレーと前線に上がってきたGK山岸がニアで合わせてヘッドで決勝ゴール! まったり見ていた私も興奮し、思わず声が出てしまいました。磐田の選手、サポ、それに解説者も呆然としていましたね。それにしても、テレビ観戦を含め、見ていた試合でGKがコーナーキックをヘディングで決めたのを見たのは初めてです。フリーキックをたたきこんだのは見たことがあります。海外のGKがPKやヘッドを決めたの映像ニュースで見たことがありますが、こんな劇的な場面で頭で決めてしまうとは驚きです。浦和にいた山岸はGKのけが人が相次いだ山形へ6月に緊急移籍した選手。おそらく公式戦初ゴールではないでしょうか。それにしても、驚きました。インタビューを受ける石崎監督もうれしそうでした。天皇杯決勝とともに、プレーオフ決勝も頑張ってほしいと思います。

ショックなのは磐田です。個々の選手の能力を見れば、J2では文句なく一番でしょう。湘南もかなわないと思います。それがチームとしては力を発揮できていないようです。かつての常勝軍団が近年は勝負弱くなった印象でした。サポもJ2を軽く見ていたのかもしれません。コンサドーレと戦った第1節の試合前、テレビのインタビューに「J2を楽しみたい」とあるサポが答えていました。その時、私は口には出しませんでしたが、「J2は甘いところではないよ」と教えてあげたいと思いました。そして、その試合にコンサドーレが勝った後、「だから甘く見ていると、痛い目にあうよ」との思いを強くしました。

さて、来季のJ2で戦う相手は、J1から降格でC大阪と徳島が決まり、残りは降格がもう1チーム(大宮か清水)、千葉対山形のプレーオフ決勝の敗者、讃岐対長野のJ2・J3入れ替え戦の勝者で、いずれも来週末に決まります。磐田やC大阪などのように資金力のあるチームが含まれ、来季もコンサドーレは苦戦が予想されます。しかし、例え個々の力が劣っても、チームとして戦うことができれば道は開ける、と本日の試合を見てあらためて思いました。そんなチームを来季、つくりたいものです。頑張れ! コンサドーレ!!

posted by papa12 |17:17 | 雑感 | コメント(0) |

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