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2023年08月18日

貧乏クラブ

今夏、コンサドーレは移籍市場でなぜ放出ばかりで、加入は少ないのか。Jリーグが7月25日にまとめた2022年度のクラブ経営情報開示資料であらためて勉強してみました。5月の速報で決算期から間に合わなかった2クラブを加えた決定版です。

コンサドーレの売上高は36億500万円で、トップの浦和の81億2700万円の半分にも及ばず、J1平均の48億6400万円にも届かず、13番目でした。清水は9番目の50億8700万円で降格しています。肝心なトップチーム人件費も18億1400万円で13番目で、最多の神戸の48億3900万円に遠く及ばず、平均の24億3600万円にもまだだいぶ差があります。野々村前社長が就任してから、売上高も人件費も右肩上がりに伸ばしてきて、ここまで来ました。確かどん底の頃は人件費が3億円もなかった時代があったように記憶しています。この金額では2017年以降のJ1でよく戦っていると言えるのではないでしょうか。

ただ、本当にJ1上位のクラブを目指すにはもっともっと伸ばして経営体力をつけないと、タイトル獲得やACL出場などは厳しいと言わざるを得ませんね。実は23年1月期決算で当期純損失が7億1742万円に膨れ上がっており、それも5期連続の赤字です。債務超過にこそなっていないそうですが、かなり厳しい状況にありそうです。クラブのためのクラウドファンディングを実施しましたが、それも焼け石に水なのかもしれません。従って、今夏の移籍事情も本当にお金がないのかもしれないと思った次第です。

売上高を見ると、スポンサー収入も、入場料収入も、物販収入も、いずれもJ1平均に達していません。私たちができることは、ホーム試合の応援に駆けつけ、グッズを買い、さらにはパートナー企業様の商品を購入するなどして新規パートナーを呼び込むなど、とにかくお金をクラブのために使うしかないようです。年金生活の私には出せる金額にかなり制約がありますが、出せる方はぜひクラブを助けてほしいと願っています。頑張れ!コンサドーレ!!頑張ろう!サポーター!!

posted by papa12 |17:13 | 雑感 | コメント(0) |

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