2018年03月17日
勝て!と言わない見方(ひとつの考え方として)
タイトルにビックリして来ていただいた方々がいるかと思います。 まず、誤解のないように宣言しますが「負けていい」試合なんて1つもありません。 「じゃあ、なんでこんなタイトルにした!」 と思われることでしょう。 コンサドーレブログはチームを愛し、誇りに思うサポーターの気持ちや情報が集まるネット上の聖地みたいなものです。 内容も似たようなものが増えたりもしますが、そこから感じるチーム愛の熱量は、どのブログも素晴らしいです。 ただ、愛するが故に厳しく、時には憎らしくもなるのが人間の心理。 人間、愛してくれる人の期待に応えようとすると余計に力が入り、緊張から力みや焦り、苛立ちなどから普段の練習では簡単なプレーがサポーターがいる目の前のピッチに立った途端にできなくなる事もあるそうです。 以前、テレビ番組でドイツワールドカップに出場した中田浩二選手が日本からの勝利を当然とするプレッシャーが尋常ではなく浮き足立ち、歯車が狂ってしまい勝利できなかったことを話していました。 こう言うと 「プロなんだから、プレッシャーくらいには勝て!」 「WカップとJリーグを同じにできない」 という声が聞こえてきそうです。 プレッシャーに強弱のレベルなんてあるんでしょうか? 皆さんはどうですか? 勝つことを期待されて、勝負の場に臨むとき。 心の中や頭の中には何がありますか? これ、実は正解はひとつでは無いです。 プレッシャーに強い人、弱い人。それぞれです。 それが個性です。 ピッチに立つ22人の個性は全て違います。 私はそれがあるから、勝つ事を強く意識するよりも「普段通り」と考えた方がいい選手は必ずいると思いますから「勝て!」よりも「いつもどおりにやれば結果は必ず付いてくる」という声をかけてあげたいと思います。 長崎とのゲームは、今更言うまでもなく勝ち点3が取れたら、チームは自信を持つきっかけになる凄く大事なゲームです。 その為に選手を鼓舞すること、期待することと同じくらいに力みを取り去ることも凄く大切だと思うのです。 しかも、長崎はJ1初挑戦のチーム。 「長崎を相手にホームで最初に勝ち点3を献上するな!」 なんて言われたら、力みも出るでしょう。 それが人間ですから。 だから私はあえて今は「絶対に勝とう!」ではなく 「いつもの練習どおりにやれば、必ず結果はついてくる!」 と言いたいです。 この議論はサポーターの間でも、意見が分かれるところですが 「勝とう!」「絶対勝利!」だけでなく、 ごく一部の私のような甘い?と言われるサポーターも居ますよ。 と、ちょっとだけ自己主張してみました。
posted by ykk-i |15:10 | チーム強化への提言 | コメント(2) | トラックバック(0)