スポンサーリンク

2012年10月19日

恐ろしきミーティング

ずっとサポーターミーティングのことについて考えていた。
開催しますという告知からどうも違和感を覚えていて、
何が引っかかるのだろうとずっと考えていたのだが、
やっとわかった。
HFCが主催するのにサポーターミーティングという名称だから変なんだ。
毎年開催されるサポーター集会は、
文字通りサポーターの有志による集まりである。
会社の営業ミーティングとかリーダーミーティングとかを考えれば、
サポーターミーティングやりますよと言われたら、
サポーターが集まって話し合う会みたいなものだと思っちゃうもんね。
まあ、そんな揚げ足取りみたいな瑣末なことはこの際どうでもよく、
このような場を設けたことにこそ意義があるわけである。
名称なんて実にどうでもよいことであった。←どうでもよいといいながらこの紙幅。



そして例によって、
このようなことを我が身に振り替えて考えてみたわけである。



クライアントやその他わたしの仕事に関わる人を集めて、
ご意見・ご質問をちょうだいし、それに答えるのである。
しかも、
その場は自分でセッティングしなければならず、
それなりの場所を借りて、
「一人でも多くの方にお越しいただきたい」
とみなさんに広く告知し、メディアにも一応連絡する。



やれ気持ちが見えないの、
去年から成長が見えないのと言われれば、
「こう見えても一生懸命やっているんです少しでもよいものをと努力しているんです決してやっつけ仕事ではないんです」
と早口で答え、
お金がないから周辺機器が不備であることを理由にしているが、
それは能力でカバーできないのかと責められれば、
「能力がないのもお金がないのも否定はしませんが、そこは長期的な育成を考えておりまして」
とお茶を濁し、
同規模の競合者はそれくらいやってるぞと比べられれば、
「見習うべきところは見習いたいと思います」
と真摯な姿勢を見せるしかないのである。
そして、
「あなた、よく病気になりますよね」
と言われ、健康管理とか医療体制とかどうなってるんですかと詰問されたら、
「気をつけます」
としか答えようがなく。



想像するだに恐ろしいミーティングではないか。



何よりいちばん困るのが「今後のビジョンは」という質問であろう。



「頑張ります頑張りますって、あなたの答えはそればっかりだ。
具体的なビジョンはないんですかっ!」

かくして札幌ロケッツミーティングは紛糾のさなか
「すみませんっ、これ以上会場を借りてると延長料金が発生しちゃうんで」
と、無理矢理の幕引きを見るのであった。

posted by rocket2号 |17:26 | 酔いドーレ日記 |