2012年03月16日
ピッチサイドの4人の男たち
前半が終わって引き上げるとき、 奈良さんはものすごく厳しい表情をしていた。 厳しいというより仏頂面といった方があっているかもしれない。 納得がいかないことがあったのか、 まだ緊張の糸が解けていなかったのか。 先輩のおにぃさんたちに声をかけられていたが、 憮然としたままうなずくだけだった。←その態度がまた新人とは思えず。 しかし、 くっしーが近づいて来たときにようやく白い歯を見せた。 熾烈なポジション争いとかなんとか言いつつも、 やはりそこはそれ年も近いし気を許せるんだろうなと思った。 何事かを熱心に話しながらピッチをあとにしていった。 開幕戦が始まったとき、ピッチサイドにいた 森下(あっちの監督)と 曽田(ピッチサイドレポーター)と すな(うちのベンチ)と 健作(正確にはピッチサイドではなく放送席)は 2003年は同じ赤黒のユニホームを着ていた。 それぞれの思いを抱え、 それぞれに闘志を燃やしていたに違いない。 今は目指す方向も立場も違う4人は この9年間別々に歩んできたわけだが、 その道が開幕戦の札幌ドームでクロスしたこと、 そしてその場に立ち会えたことがちょっとうれしかった。 それにしても、曽田…。 感慨深く当時を振り返る神妙さを吹き飛ばすにあまりある 衝撃的な髪型(七三?)。 試合の2~3日前に偶然すれ違ったときは かなり遠くからでも曽田だと認識できたのだが、 特に何も印象に残っていないところから推すと、 あのヘアスタイルはテレビ用?
posted by rocket2号 |16:24 | 酔いドーレ日記 |