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2012年03月14日

世界はサッカーを中心に回っているわけではないのだった

昨年のいつごろだったか、親類から
「来年の○月に娘が結婚する」
という報告があった。
身内ではあるが、道外で披露宴をするため、
「ぜひともお越しください」
という姿勢ではなく、
「まあ、できたら来てちょうだい」
といった感じだった。



何でもかんでもサッカーと結びつけるわたしは、
「うまい具合にそっち方面で試合があったら行きます」
と心の中で返事をした。
その時点では、
昇格の「し」の字もなかったが、
それでもあそこらへんで試合があったら行けるぞ
と思いを馳せていたのであった。



そして、年末年始にその親類と顔を合わせ、
結婚式の話になったときは
「(出席を)前向きに検討します」
と伝え、
「J1は試合が土曜日だから、
あそこからあそこらへんまでのチームと試合があれば
日曜日の披露宴には行けます!」
と心の中で叫んだのだった。



こうなるともう、
結婚式のついでにサッカー観戦に行くのか、
アウエー参戦のついでにお祝いに駆けつけるのかわからず、
日程発表の日を例年よりも心待ちにしていたのだった。
どうしてこうサッカーを中心にしてしか物事を考えられないのか自分。
大人としてどうなんだ。



そして蓋を開けてみると、
結婚式前日の試合はまんまとホームだった。
人生そんなもんである。

posted by rocket2号 |17:30 | 酔いドーレ日記 |