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2012年01月26日

奈良さん、強くならないと

この間のテレビ番組で四方田さんは
将来的にはチーム全員が道産子になればいい
と夢を語っていた。
5人がユースからトップ昇格した今季は
その一歩を踏み出したといえるだろう。



しかし、
考えてみるとこの状況はかなり特殊だと思う。
一般人に置き換えてみたら、
幼稚園からずーっとエスカレーター式の学校に進んで、
そのまま大学の研究室に就職みたいな感じ?
ちょっと違う?


それにしても、
高校から仲よしの5人が同じ企業に就職なんて
あまりないんじゃないか。
大企業ならあるかもしれないが、
それとて配属先や赴任先はばらばらになるだろうし。


さらに自分に置き換えて考える。
高校時代の仲よしと同じ会社に入ったとしたら、
うるさい上司や怖い先輩からはできるだけ距離を置き、
いつも仲よしとつるんでいると楽だろうと思う。
わからないことがあっても
仲間うちだけで「これでいっか~?」みたいに完結して成長せず、
交際範囲も視野も広がらないで、
いつまでも高校生の延長みたいな生活を続けるかもしれない。


あくまでもこれは
わたしというダメダメ人間だったらという仮定であり、
彼ら5人がそうだとは思っていない。
しかし、
よほど強い気持ちで臨まなければいけないとも思う。


グアムへの出発前、奈良さんは
「部屋割りはユース出身の5人と一緒じゃないんですよね?」
と不安そうに話していたという。
練習後のリラックスタイムくらい
気の置けない仲間と過ごしたい気持ちはわかる。
初めてのキャンプであり社会人1年生である彼らが
24時間息つくヒマがないのは気の毒である。
だけど、そこはひとつ、
5人だけでまとまらず、
うるさい上司や怖い先輩のなかにも飛び込む勇気を持ってもらいたい。
子どもを谷底に突き落とすライオンのごとく
強くなってほしいと願う親心である。←親じゃないけど。

posted by rocket2号 |16:59 | ご近所のJリーガーたち |