2010年11月01日
札幌を嫌いになる?
子どものころ、きょうだいが父や母に叱られているとき、 授業中にクラスメイトが先生に注意されているとき、 職場で同僚が上司に説教されているとき。 わたしはもぞもぞと落ち着かない気分に襲われることが多かった。 自分は関係ないんだけど 知らん顔してスーッといなくなるわけにもいかないし、 一緒に叱られてるわけじゃないのに 悲しかったり頭に来たり憤ったりして、 身の置き場に困るのが常だった。 「そりゃ、あんたが悪いわ」 と叱る側の気持ちがわかることもあったし、 「この人だって頑張ってるんだよ」 と叱られる側を擁護してあげたいときもあったと思う。 だけど、たいていは口を挟めるような状況じゃないから 聞いてるような聞いてないような 見てるような見てないような神妙な面持ちで黙っているしかないのである。 その居心地の悪さといったら。 昨日、 ゴール裏でサポーターと向き合っている選手たちを見て、 久しぶりにこのもぞもぞとした落ち着かない気分になったのだった。 その後、純平に対して 「札幌を嫌いにならないでね!」という声が飛び、 純平は手を振って応えていた。 そっか~、嫌われる可能性もあるってことか。 「そんなことで君を嫌いになんかならないよ」 って言ってもらえるような相思相愛なら心配ないんだけど、 その自信もないのが悲しいところである。
posted by rocket2号 |17:01 | 酔いドーレ日記 |