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2010年09月16日

ああ見えて優也

小学校3年生のときに父が家を建てて引っ越したので、
わたしは転校生になった。
新しい家や自分の部屋がうれしくて、
学校が変わることへの不安なんてこれっぽっちもなかったのだが、
転校初日、
それまでとはまったく違う雰囲気の校舎、教室、チャイムの音、
授業の進行のしかた、給食、昼休みの遊びに大いに戸惑い、
午後からの授業で忘れ物をしたことに気づいて、
とうとう何かがプツンと切れたように泣いてしまったのだった。



班長さんが先生のところに連れて行ってくれ、
先生は
「何も泣くこたぁない」
と言ってくれた。
記憶力の悪さにかけては右に出る者がいないわたしであるが、
あの日のことは○年経った今でも鮮明に覚えている。



そんなことを思い出したのは、
優也がブログで純平の誕生日のことを書いていたから。
優也って、いつも新加入選手に最初に声をかけているみたいだ。
今じゃ吉弘とは切っても切れない仲みたいだし、
確かユースケも
優也のおかげですぐにチームに溶け込めたと言っていた
(最初、優也のことを年上だと思ってたらしいけど)。
ああ見えて(どう見えて?)、意外と気配りの人なのかも優也。
それとも、
むこうからは絶対声をかけにくいと思って先制攻撃してるのか?
↑
それはそれで気配り。



わたしが引っ越したのは、いわゆる新興住宅街だったので、
その後もどんどん転校生がやってきて、
2クラスしかなかったのが卒業時には3クラスになり、
そのまま新設の中学に入学して卒業するときには4クラスになった。
つまり、
転校生だったわたしも多くの転校生を迎えたわけである。
でも、
あたたかく転校生に接していたかどうかは自信がない。
今ごろ、そんなこと言ってもしょうがないんだけどさ。

posted by rocket2号 |18:01 | ご近所のJリーガーたち |