2006年06月29日
矛と盾
今日、宮の沢での紅白戦。 サブ組のカズゥはCKやFKのキッカーだった。 左のコーナーから放ったボールはギュイ~ンとカーブして 「そのまま入るかもっ!」という見事な曲線を描いたのだった。 残念ながらわずかにはずれてしまったけれど、 見学席からは思わず「うお~っ」というどよめきが上がったよ。 あ~、早くその雄姿をピッチ上で見たいぞ、カズゥ。 紅白戦が始まる前、 ヤンツーさんがボールを蹴り出してサブ組に攻めさせ、 スタメン組がボールを奪って攻撃につなげるという練習をしていた。 途中で何度も止めて指導・指示するヤンツーさん。 それに耳を傾ける選手もいれば、選手同士で話し合うグループもあった。 特に印象的だったのがカズゥ、和波、健太郎の3人。 パスコースの確認をしているようだったけど、 3人が連動していい形を作っていて、 サブ組とはいえ、きっちり仕事をしようという姿勢が見えたよ。 ↑ 当たり前か…。 矛盾ということばは、高校の漢文で習った。 「どんな鋭い矛も通さぬ堅い盾を造れ。 そして、どんな堅い盾も貫く鋭い矛を造れ」 と命令した中国の武将の話。 そんなもの造れますかいな、矛盾しますがな、というわけ。 紅白戦を見ていると、この矛と盾を思い出す。 シュートが決まると「よっしゃ~!」と思う一方で、 「DF(あるいはGK)、何しとんじゃ~っ!」と思い、 GKのナイスセーブにガッツポーズをした直後、 「FW、シュート練習しろぃっ!」と思う。 どんな攻撃をも凌ぐ鉄壁の守備をしろ。 そして、どんな守備をも破るスーパーシュートをしろ。 フッキや謙伍にはきっちり決めてほしいけど、 林・高原・優也にはがっちり掴んでほしいのよ~。 あ~、紅白戦見学は矛盾だらけ。 そういえば、今日はデボラさんおよびフッキのご両親も来ていて、 普通に見学していたよ。 婚約者とはいえ、まだ17歳。 フッキが仕事中は 舅・姑と息の詰まるような時間を過ごしているのではなかろうか。 息抜きに出かけようにも、ここはことばも通じぬ異国の地。 大丈夫か、デボラさん。 先輩嫁としてあれこれ気苦労を慮るのであった。 ↑ 大きなお世話。 昨日の「もっと愛を!」に 愛あるコメントの数々ありがとうございました。
posted by rocket2号 |21:22 | ご近所のJリーガーたち |