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2006年01月22日

夢を現実に

 2006年の陣容が固まった。
柳下監督は「ほしい選手は全員獲れた」という。

 新加入選手のことはもちろん大切だが、残留した選手にも注目したい。
私は年末から年始にかけての移籍時期に、2006年のシーズンにコンサドーレが必要とする選手が他チームに引き抜かれるか?・・・ということに注目していた。
 しかし、その結果は杞憂となった。

その理由はなんだろう?
「選手のレベル的に他チームに必要とされる選手がいなかった」
「J1昇格という確固たる目標を掲げ指揮3年目の監督のもと、選手も他チームからのオファーを蹴ってでも札幌に残留したかった」

 大まかに言って、その理由はこの2つのどちらかだと思う。
大塚や関など、昨年J2他チームの主力であった選手がやってきても、札幌からは主力選手の流出がいない。(レギュラー選手の戦力外通告はありましたが)

 ・・・この結果に今の札幌のサッカーが、在籍している選手にとって、いかに魅力的なものかということを推測した。いや、そうあってほしいという私の願望がその中の大部分を占めている。

 主力が流出せずに他チームの主力を補強でき、かつ、ユースから将来性のある有力な選手が昇格した。外国人選手の来シーズン以降の動向は気がかりだが、日本人選手の強化という面は着実に進んでいるのではないだろうか?
(そういう意味では、外国人枠1人しか埋まっていないコンサドーレの選手枠にデルリスを残しても良かったのではないかと・・・)

 サッカーのクラブには、指導者を固定した長期政権に時として弊害もあるが、いまのところは弊害よりも有効な成果が大きく現れているものと感じる。

 今年のJ1昇格。

 夢を現実に。 


posted by ykk-i |10:22 | 私的コラム | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:夢を現実に

相変わらず良いこと書きますね~。

私も昨季からの選手、と言うかこの2年間、柳下監督の下でサッカーをやってきた選手の活躍に期待しているクチなので、概ね賛成です。育成というのは何も若い選手を使えるようにするだけではなく、チームとしての基盤を育てることでもあるということですね。ただ、そうなるとデルリスについても本当にチームに合っていたのか、本人の希望とチームの目指すところが同じ方を向いていたのかといった要素が考えられ、とかく“残せた、残さなかった”というチームが力を行使した前提での物言いが多いのには、疑問を感じることがあります。

デルリスと言えば“助っ人列伝”、彼の回も楽しみにしてますよ。

posted by MasaMaru| 2006-01-22 12:16

Re:夢を現実に

MasaMaruさん、いつもコメントありがとうございます。
実は何度も色々と書いているのに誰からも反応がないのは非常に恐ろしかったりしています。
 (「けっ!こいつ知ったかぶって何言ってんだい!」ってな具合に思われてるかも・・・と思っています)

 そういう状況なので、たまにアクセスランキングの上位に名を連ね、有名ブログより上のランクにいたりするのを見ると、「たくさんの人が見てくれてるんだ。でも、反応がないのはひょっとして無言の抗議かも・・・」と独り、恐怖の妄想をかきたててしまっています。

 長々書いてしまいましたが、そんなわけでコメントを残してくれているMasaMaruさんは私には非常に大きな励みとなる存在になっています。

 かといって、コメントを強制するようなことはしたくないので、怯えながら今までのスタンスは崩さないでいるつもりという、変な矛盾を抱えている私なのです。

 助っ人列伝、デルリスのリクエスト、ありがとうございます。徐を先にしようかと思いましたが、せっかくのリクエストなので先にデルリスで行きたいと思います。

posted by ykk| 2006-01-22 18:20

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