2017年09月27日
勝ちたい気持ち
次節広島との戦いはお互いに勝ち点3が欲しいところ。 広島は特にホームゲームであり、勝てば降格圏から抜け出すチャンス。 絶対に落とせないゲームと言う点では、両チームとも同じ。 「勝て」 とサポーターが言って勝てるほどJ1は甘くない。 札幌にアウェーで勝ちが無いのはマイナスの要素。 選手に苦手意識ができる時点で広島にアドバンテージが生まれる。 雰囲気やジャッジなど、ホームは有利な要素がたくさんある。 強いチームはそれでも結果を残せるのだから、札幌はまだ弱いと言わざるを得ない。 次節、札幌は徹底的に守りに入り、勝ち点1を持ち帰りたい。 現実的にはそういうゲームになるだろう。 とはいえ守備一辺倒ではなく、攻撃は最大の防御なのだから、いかにこちらの攻撃の時間を増やし相手陣内でゲームを進められるかが鍵となるだろう。 いい守備がなければ攻撃はできず いい攻撃は守備から生まれる 攻撃と守備は表裏一体。 ゲームコンセプトとして、どちらに重心を置いて試合に臨むのか? チームのコンセプトが問われる一戦だ。 ここが中途半端だと選手に迷いが生じて一瞬の駆け引きに負けると失点、敗北に繋がる。 前節も攻めか守りかの判断に迷ったところを相手に突かれて追いつかれてしまった。 ベンチの指示を待つのではなく、局面でピッチ上の選手の自己判断は重要だ。 キャプテンの宮澤、ベテランの小野、稲本、河合辺りにピッチ上での判断を任せることも大切。 何の為のキャプテン、ベテランなのか? ベンチ(監督)の指示待ちの選手ばかりでは、強いチームとは言えない。 ここは守る ここは無理にでも攻める その判断は最終的にベンチがするのではなく、選手がするのだ。 四方田監督は、かなりピッチ際で細かい指示を出す場面が多い。 俯瞰的な見方で選手が気付けていない部分の指示を出すのは必要だが、選手が監督の指示待ちをしてはいけない。 「攻めるのか守るのかわからなかった」 と試合後に選手からコメントが出るのは、選手が自分達で局面を考えてプレーできていない証拠。 ピッチ上の判断を監督に丸投げしてはいけない。 監督の指示が出ないでいる時、誰がピッチ上で攻撃、守備の判断をするのか? 強いチームはそれが出来ている気がします。 勝ちたい気持ちはお互い様。 何が勝敗を分けるのかと言えば、監督に頼り過ぎず選手が自立して局面のゲームプランのイメージを共有し、プレーに繋げられるチームなのだろうと思います。 サッカーは一瞬の駆け引きが明暗を分けます。 局面でのピッチ上の判断は選手がするのですから、ホームではサポーターが作る押せ押せムードがあって、選手は攻撃のイメージが共有できても、アウェーではそれが無い。 その僅かな差がアウェーの結果に繋がっているような気がします。 次節は現実的にかなり厳しい戦いになるので、まず勝ち点1を取りに行ってほしい。
posted by ykk-i |01:26 | 私的コラム | コメント(0) | トラックバック(0)
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