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2016年06月18日

ヘイスの高い能力をどう活かすか?

明日は北九州戦です。

予想フォーメーションも前節のスタメンと一緒ですが、策士四方田監督の采配やいかに?というところでしょうか?
ここ数試合、ヘイス選手の攻撃能力の高さが証明されつつありコンサドーレの攻撃陣の新しい形になりつつあります。
前線からの守備については、まだまだチームが求める所までいってないので前線からの連動した守備が出来ない部分はあります。
でも、出来ないことばかり指摘するより、できる部分がそれを上回りチームに貢献できればいいのです。

(ここから敬称を略します)
ヘイスと小野伸二はチームで一、二を争う程技術が高い選手だと評価されます。
私もそう思います。
うまい選手は判断力があるほか、右足と左足のパワーと精度が同等に蹴れるほか、最も分かりやすい点ではトラップが極めて上手いのです。
どんなロングボールでも、パスがズレてもすぐ次のキックができる場所にピタリとボールを一発で収めることができます。
そのトラップができるのはコンサドーレではヘイスか小野伸二くらいで、もし都倉がその能力を身に付けたら彼はもう海外でプレーしているでしょう。
そんな彼らですが、決定的に違うのがシュートです。
小野伸二は怪我の影響があるのかも知れませんが、ゴールにパスするような優しいシュート。
ヘイスはミドルからも狙える豪快なシュート。

ヘイスには短所を補って余りある長所があります。
が、チームが求める献身的な守備が出来ません。
チーム全体の約束事である全員守備を彼だけ免除する訳にも行きません。
それは彼がチーム戦術の中で連動できず孤立してしまうからです。
そう、去年のナザリトのように。
ヘイスは今、まだチームになかなかフィットしきれずに、もがいているように思います。
私はヘイスはトラップ、フィジカル、戦術眼の面から札幌ではポストプレーヤーが相応しい気がしますが、そうならないのは素人の私には見えない理由があるのでしょうね。

いずれにしても、だんだん良くなるヘイスのプレーを見ると夏場も今年は行けるんじゃないかと期待を膨らませています。

posted by ykk-i |07:59 | 注目の選手! | コメント(4) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:ヘイスの高い能力をどう活かすか?

やっと長崎戦の録画を前半だけ観ることができました。

 ヘイスは止めるのが巧いですよね。多少アバウトでもキープしてくれるしジュリーニョと違って持ちすぎない、密集にやたらと突っ込まずに捌けるし遠目からでもドカンとシュートを撃てるので考えようによってはジュリーニョよりも攻撃面では脅威が増すのかなと思っています。Jリーグの当たりにだんだん慣れてきて自分の間合いで持てるようになってますし。
 
>うまい選手は判断力があるほか、右足と左足のパワーと精度が同等に蹴れる

長崎戦のゴールシーンはマセードに出したパスは右足、シュートは左足でしたね。
決めるだけ、という状況ではあったにせよ地味に重要な要素かと思います。

>チーム全体の約束事である全員守備を彼だけ免除する訳にも行きません。
>それは彼がチーム戦術の中で連動できず孤立してしまうからです。
>そう、去年のナザリトのように。

>私はヘイスはトラップ、フィジカル、戦術眼の面から札幌ではポストプレーヤーが相応しい気がします

 四方田コンサはバルバリッチの守備戦術を間近で見た上で今の3-4-1-2に修正しているはず。2トップには攻撃→守備の切り替え時にファーストディフェンダーとしてチェックすることでスイッチを入れる、相手のパスコースを(走って)限定するタスクがあるので攻撃だけというわけにもいかない。小野と置き換えるとイメージしやすいんですが、四方田コンサで守備の負担が最も少ないのはトップ下と思っているので都倉が出場停止になったときでもヘイスはトップ下で起用して欲しいですね。
 ナザリトは典型的なフィニッシャー、周りがお膳立てしてあとは行って来い的なタイプだったので最前列で使わざるを得ず、強引に守備やらせたら結局持ち味が消えてしまった感じですがヘイスは使うことも使われることもできそうので守備でのネガを消す意味においても最前列である必要はないのかな、と。攻撃に意識を向けやすくもなるでしょうし。

ジュリーニョとヘイスを使い分けながら2トップ込みで4人のローテーションができれば
攻撃陣は点を取ってくれるでしょう。荒野がそれに絡めればもっといいんですが…。
 

posted by フラッ太| 2016-06-18 13:44

Re:ヘイスの高い能力をどう活かすか?

フラッ太さん。いつもブログを拝見しています。
サッカーにかなり詳しく、チーム愛の深い方だなと思っていました。
コメントをいただき光栄です。ありがとうございます。

今、コンサドーレの好調を支えているのは間違いなく守備が堅いところですが、やはり勝ち切って勝ち点3をもぎ取れるのは攻撃陣が「例えやられても、うちのFWは2点は獲ってくれる」という守備陣からの信頼が好循環を産んでいます。
フラッ太さんのおっしゃるとおり、都倉、内村、ジュリーニョ、ヘイス以外にも荒野の復活、神田と中原の成長がさらなる強化につながる道です。
最近、私はむしろセンターバックの増川の負担が増えすぎていることが気になります。後ろの選手はなかなか代えられないですし、バックアッパーもベテランの河合しかいないので、今のコンサドーレで層が一番薄いのはここだと思います。永坂や櫛引、進藤、内山らがもっと成長してくれないと。

また、コメントお待ちしています。

posted by ykk-i| 2016-06-18 14:13

Re:ヘイスの高い能力をどう活かすか?

今日は。

小野が今出て来ないのは、戦局を見極めてもらったうえで途中から使った方が断然活きる(反対に長時間のプレーは期待出来ない)ことに加えて、彼のプレースタイルによって、今の札幌の攻撃時における強みでもある”迫力あるスピード”が損なわれる可能性があるからでしょうね。

チームの基本スタンスを考えた時に同じポジションや役割にはならない今の小野とヘイスを並べて比較する難しさはありますが、どちらが(あるいは別な選手がもっと)良いにしても、総論として「出来ないところよりも出来るところで勝負すれば良い」「もう少し選手個々の特性に寄った戦い方をしても面白いかも」という点には賛成です。

あと、私は櫛引センターバックでも行けると思いますよ。増川、河合がいるのにそれをやる意味はないと思いますが。上の小野の出番が増えない理由同様、今は進藤の方がウチのサッカーに合っていますが、能力では櫛引も劣っていないと思います。と言うか、やらせないと伸びないじゃない…。今は怪我してる荒野にも言えることですが…。ただ、ここまで勝てちゃうとそういう本番で育成めいたことも出来ないだろうな。

posted by MasaMaru| 2016-06-18 16:20

Re:ヘイスの高い能力をどう活かすか?

MasaMaruさん、お久しぶりです。
ヘイスと小野伸二の比較というのは無理がありましたか。
単に技術の高さという面から両者を比較してみたものでした。
2人ともしっかりとした技術に裏打ちされた特徴がある選手なので、それぞれのプレースタイルが確立しておりその時のチーム戦術や体調、調子によって使い分けられる贅沢な状況ですよね。
一方、ディフェンスでは櫛引選手が劣るという訳ではなく、例えば相手フォワードのタイプに応じて増川選手と櫛引選手を使い分けられるようになれば磐石だと思っています。
今季センターバックには増川選手と河合選手しか起用されていないことから、若手はまだ四方田監督の信頼を得るに至っていないと思われるのでさらなる成長を期待したいところです。
進藤選手は私は彼の攻撃参加という最大の特徴を活かすためにセンターバックよりサイドの方が活きるのではないかと思う次第です。
また、コメントお待ちしています。

posted by ykk-i| 2016-06-19 10:27

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