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2023年08月08日

山瀬の本

札幌が育てた山瀬功治の自分史「ゴールへの道は自分自身で切り拓くものだ」(ワニブックス)を本日、読了しました。昨年春に出版されましたが、年金生活による節約のため古本でお安く入手しました。印税が入らない山瀬とコーチャンフォー様には申し訳ありません。

山瀬は自らを「物事を論理的に考える人間」と分析していますが、確かにこれまでのサッカー人生を沈着冷静に振り返っています。文章も口述筆記なのか、非常に読みやすいと思います。ただし、時系列ではない構成があるのは個人的には読みにくく、この辺は編集者の問題でしょうか。

本文の最初に登場するシーンは2002年8月17日の札幌ドーム。前年にJリーグ新人王に輝いたプロ3年目。右膝前十字靱帯断裂で全治6カ月の大けがで、生観戦していた私も山瀬の負傷退場は非常に深刻な事態と感じたとことを覚えています。移籍先の浦和時代にも左膝前十字靱帯断裂を負うなど、その後もけがに見舞われながらも、奥様や周囲の支えにより復帰を果たし、デビューした札幌から現在の山口まで計8クラブを渡り歩いています。この本では22年連続得点を達成し、2022年に山口に加入するまでが描かれていますが、昨年も今年も得点を続け、24年連続得点を記録していますね。

今野泰幸とともにコンサドーレが生んだ元日本代表の山瀬に興味のある方はぜひお読みください。208ページはあっという間に読めますよ。

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posted by papa12 |17:32 | コン活 | コメント(3) |