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2022年03月07日

ノノさんの思い出⑪サプライズ(最終回)

ノノさんの思い出を思いつくまま書いてきましたが、いよいよ最終回を迎えました(思い出は尽きませんが、チェアマン就任が近づきましたの終わります)。ノノさんの社長業としては、常に驚かされることを実施してくれたことに尽きるのではないでしょうか。ベトナムの英雄レ・コンビンや天才小野伸二、タイのメッシ・チャナティップらを連れてくるかと思えば、ペトロヴィッチ監督まで招へいしてしまいました。どんどん私たちに新しい景色を見せてくれました。就任時の頃はJ1に昇格すれば最高と思っていた私たちが今やJ1定着は当たり前、タイトルを取りたいと真剣に思うようになってしまったのが一番の驚きかもしれません。

演出的にもシーズンを締めくくるホーム最終戦はノノさんの晴れ舞台でした。サプライズを強烈に印象づけたのは2014年でした。確か成績不振でゴール裏にはクラブに責任を問う横断幕が掲げられていたと覚えているのですが、そこでノノさんは「稲本にオファーしました」と川崎退団が報じられた稲本にオファーしたことを明かし、スタンドはビックリしてどよめきました。こうなると、私などは不振だった成績のことをすっかり忘れ、希望と期待に胸を膨らませるのでした。そして間もなく実際に稲本を獲得したのでした。

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確か翌15年には「来季も四方田監督で行きます。本人が一番ビックリしているでしょうが」と契約前にフライング発表。J1昇格を決めた16年にはノノさん自身が編集したというこのシーズンを振り返る映像を流しました。17年には新たにミシャ監督が就任、四方田監督がコーチとして残ることになり、ミシャ監督からのメッセージ映像も思い出深いですね。その後、この2、3年はややサプライズは影を潜めている感じですが、人を驚かすのが好きなノノさんのことですから、Jリーグでもいろいろなサプライズを実現してくれるのではないかと期待しています。チェアマンを何年務めるのか、分かりませんが、やり尽くして飽きたら、再び戻ってきてくれるなら私は大歓迎します。さようなら、ノノさん、お元気で!


posted by papa12 |19:50 | 思い出 | コメント(2) |