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2006年01月08日

限られた条件の中でチームにフィットする選手を

 今年も、もうすぐチームが本格的に動き出す。
 チームが動き出す時には、今年の陣容が明らかになっているはずであり、マスコミや私たちサポーターも大いに関心を寄せる話題だ。

 有名な選手・代表経験のある選手・サポーター個々人が実際に見て惚れ込んだ選手など、ほしい選手名を挙げればきりがない。そんなことを言っていたら、最後はレアルマドリードになってしまうのは皆が良く知っている。
 コンサドーレの場合は特に金銭的な、あるいは地域的なハンディが他のクラブと比較しても大きい。
 そんな条件の中、チームに、戦術にマッチしそうな有望選手を獲得しようとするのは実に骨の折れる作業であるこということは容易に想像できる。

 しかし、コンサドーレというチームは過去に吉原・山瀬・今野ら若手を発掘し、実力を開花させてきたという実績や、ウィルという他チームではフィットしきれなかった選手に「J1得点王」というタイトルをもたらせた実績があるのを忘れてはいけない。 

 どんなに有名でも、どんなに実力があっても、どんなにタフであってもそのチームの土地柄・風土などの『環境』、クラブの目指す方向性・戦術・他選手との相性などの『クラブの状況』とその選手の『実力』の3つがきちんとかみ合わなければ選手は能力を十分に発揮することができないと思う。残念ながらコンサドーレにはフィットせずに去ってしまった選手がいるのも事実だ。

 どんな新しい選手が来ようとも、そのチーム編成が2006年度版コンサドーレ札幌なのだから、私はいかに新しい選手実力を十分発揮しやる気を出してくれるような応援・支援をするかということを考えたい。

 他チームでの出場機会・実績云々という見方も間違いではないと思うが、そればかりではないと私は信じたい。
 「バレーを獲れなかった・・・」
 「J2レギュラークラスの補強選手が少ない・・・」
 「昨年チームを去った選手より、新加入選手は実力があるのか?」
 不安要素を数え上げればきりがない。
しかし、私達はTVゲームをやっているわけではなく、人間と人間が作り出すサッカーというゲームを観て・応援して・楽しんでいる。
 選手の能力を過去の実績・知名度だけで計ることは到底できない。

それは時としてTVゲームよりも面白いドラマにもなる。
 例えば新しい選手が大化けするということ。
そう、最近なら上里選手のように急成長する。そんな痛快な選手の成長をスタンドから見守り続けるのもサポーターの楽しみの1つとは言えないだろうか?

 コンサドーレという環境で、未完成だが将来大成しそうな選手のサクセスストーリーの第1歩を間近で観られる、そういう喜びを叶えてくれる選手がほしい。吉原や山瀬、今野のように。

 ワクワクしながら今年も開幕戦を待つことにしよう。


posted by ykk-i |12:02 | 私的コラム | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年01月08日

ビタウの巻

本名:ジョゼ・レジナウド・ビタウ(背番号8)
出身地:ブラジル

 ホームシックで帰国したベットに代わり獲得した選手。
以前、ガンバ大阪に所属し結果を残している実績があるいい選手だと思います。ポジションはボランチで、このシーズンはチームの中心選手の1人となりました。
 とりたてて面白おかしい選手というイメージはありませんが、選手としてはいい選手だったというイメージがあります。
(私としては、あまり深い印象が残っていないのです)


posted by ykk-i |07:05 | 助っ人列伝(個人的雑感) | コメント(0) | トラックバック(0)