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2012年09月17日

すべては美しいパスから始まる

日本人が移籍したこともあって
何かと注目されるマンUであるが、
たまたま目にしたスポーツ雑誌でもかなりのページを割いており、
そのなかにレジェンド列伝みたいな特集があった。



ついこの間「エリックを探して」を観たばかりなので、
ここはやはりカントナに注目してしまうところである。
サポーターやメディアと悶着を起こすお騒がせキャラではあったが、
そこはそれ、ちゃんとストライカーとして結果を出し、
「キング」と呼ばれた愛すべき男である。←どこかにもそういう選手がいたような。



ユニホームの襟を立て、試合中もいちいちそれを気にしている選手を見ると、
「襟なんかどうでもいいから試合に集中しろっ!」
と思ってしまうが(うちのユニホームに襟がなくて幸いである)、
カントナも両手でグッと襟を立てる姿が印象的であり、
今も使われる写真の多くで襟がピンと立っていることは言うまでもない。



数多くの伝説のゴールを決めたカントナであるが、
意外にも本人にとって印象深いのはパスだという。
あまりにもたくさんゴールを決め過ぎたからかなぁ。
狙いすました自分のパスからゴールが生まれるのは、
ゴールを決めるのと同じくらい気持ちいいことなのかもしれない。
それは
「すべては美しいパスから始まる」
という彼の言葉に集約されていると思う。



試合のハイライトシーンなんかを見ると
当然得点者がクローズアップされるので、
せいぜい誰がアシストしたかくらいしかわからないわけだが、
たとえば細かいパスをつないだ末のシュートとか、
相手選手からボールを奪ってからの速攻だったりすると、
その過程をすべて見たいと思う。
「はは~、こうなってこうなってこうなったわけだ、
こりゃ美しいっ!」
と一連の流れにうっとりしたいのである(わたしはね)。




パサーと評されるハモンであるが、
「そこはシュート打ってもいいのでは…」
と思うこともしばしばである。っていうかしょっちゅうである。
確かに美しいパスもたくさんあるんだけどさぁ。
でも、ゴールに結びついてこその美しいパスだと思うんだよねぇ。
シュートまで持ち込めない受け手の問題?
むー。
美しいパスのその先にあるものが見たいぞ。



はっ!
カントナの話だったのに、
結局はうちの話になってるし。
しかも2日続けてハモンネタ。

posted by rocket2号 |16:56 | 酔いドーレ日記 |