2012年02月03日
引退した選手、その後
Foot!では Jリーグがシーズンオフのこの時期、 いろいろな企画をやっているのだが、 最近は選手のセカンドキャリアにスポットを当てた特集があった。 引退後、ビジネスの世界に飛び込んで成功した人が出ていた。 へ~と思って見ていたら、 次に紹介されたのは プロのビリヤード選手になったという人。 そういう職業が日本に存在していることも初めて知ったのだが、 その名前を聞いてびっくり。 うちにいた選手だった。 辞めたあとどうしているのか、 まったく噂を聞いていなかったので、 サッカーとは関係ない世界にいるのだろうとは思っていたが。 それにしても、 テレビの取材とはいえ すっかり温和になったその表情に二度びっくりである。 いわゆるファンサービスをしないことでは有名で、 クラブハウスの裏口からこそ~っと帰る人だった。 練習のない日にクラブハウス前でばったり遭い、 たまたまカメラ(当時はデジカメではなかった)を持っていたので 「(写真)お願いします」 と言ったら、ものすご~~~~くいやな顔をされ、 当然、現像した写真はこれ以上ないほどの仏頂面で、 撮らなきゃよかったと後悔した記憶があるのだが、 そのときとは比べ物にならないくらいやさしい顔が テレビ画面に映っていた。 代表に選ばれたこともあるその人は、 「いいときはちやほやされたけど、 そうじゃなくなると見向きもされなくなった」 とサッカー選手時代の明暗の落差について話していたのだが、 プロフィールには札幌の「さ」の字もなく、 険しい表情の写真を思い出して、 あ~、彼にとって札幌時代はまさに「暗」だったんだなぁと思った。 そして、 昨年引退して大阪の大学のサッカー部でコーチをすることになった人にも カメラは密着していた。 「学ぶことがたくさんあります」 と言って先輩として名前を挙げたのが富永GKコーチ。 ってトミーじゃん! 「声でかいんすよね」←学ぶのはそこかいっ。 元気そうだったな、トミー。 相変わらず大きかったし。
posted by rocket2号 |16:40 | 酔いドーレ日記 |