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2010年07月21日

ブーイングは最大の褒め言葉

パラグアイ戦後、本田が
「もし自分が日本人かパラグアイ人でなければ、この試合は見なかったと思う。
ピッチ上にいる選手で名前を知っている人は一人もいないんだから」
と言っていた。
どこまでも上を目指す彼らしいコメントだと思った。



有名選手とか、前回の対戦でこっぴどい目に遭わされた選手に対しては
一際大きなブーイングが沸き起こるものである。
それは、実は相手がすごい選手であるという最大の賛辞も含んでいる。
「この人、誰?」という相手に対してブーイングなどしないからだ。



2002年のW杯が終わってすぐのリーグ戦でアウエーに乗り込んだゴンは、
そこで対戦相手のサポーターから痛烈なブーイングを浴び、
「Jリーグに帰ってきた!」という名言を残した。


アウエーの選手紹介でブーイングされるのがゴンだけだったとしたら、
他の選手はちょっと悔しいんじゃないのか。
「いつかは自分もブーイングされるくらいの選手に!」と思わないのか。
いや、思ってほしい。


25日は「伝説対決」ということになっているが、
これって言い伝えられている過去の伝説を見ようという意味じゃないよね?
今新たに生まれ、これから残していく伝説を作るという意味だよね?
ゴンとキングにばかり注目が集まるが、
主役になりたくてうずうずしているヤツはたくさんいると思いたい。

posted by rocket2号 |16:55 | 酔いドーレ日記 |