2009年12月14日
精神的支柱の上手な使い方
うちの選手たちはメンタル面が弱いんだそうである。 心が折れちゃうとなかなか立ち直れないガラスのハートの持ち主が多いのか、 泣くもんかっ!という踏ん張りがきかないのか。 人はひとりでは生きていけないし、 辛いときに頼れる誰かがいれば心強い。 求める人は 「頑張れよ!」と叱咤激励してくれる人の場合もあるだろうし、 黙って寄りかかっているだけで安心できる人もいるだろう。 別に何もしてくれなくても存在だけが支えになる人もいると思う。 最近はそういう存在を精神的支柱といっているようだ。 以前、リフォームした家にお邪魔したことがある。 ビフォアは知らないが、 和室を取り壊して一間続きにしたというリビングは広々としていた。 しかし、強度の関係上どうしても取り除けなかった元和室の入り口の柱が残っており、 それを利用して作った飾り棚に電話が置いてあったのだが、 リビングの真ん中にあるそれはなんとも不自然に目立つのだった。 そして、どこへ行くにもその柱が動線上にあるように思われた。 狭い家のあちこちに何本も太い柱があると邪魔だし、歩く度にぶつかって危険だ。 でも、 それをうまくかわしたり利用したりしながらスイスイ歩くのも 処世術といえるだろう。 来季、何本の柱が立つのかわからないけど、 しっかりとチームを支える屋台骨になってほしいものである。 そして、その柱が支えを必要としているときに、 我々が力になれたらいいなと思う。
posted by rocket2号 |16:26 | 酔いドーレ日記 |