スポンサーリンク

2007年01月06日

サッカーボールを背負った渡り鳥

「WATARIDORI」という映画を見た。
ギターを背負った小林旭は出ない、念のため。
フランスの映画で、世界各国の渡り鳥を撮影したもの。
劇的なストーリーや感動的なエピソードはなく、
あらゆる渡り鳥が飛び、休む様子が延々と1時間45分。
それだけなのに、
渓谷や大河、氷河、ニューヨークやパリなどの都心を背景に飛ぶ鳥たちの姿に
釘付けになってしまうのである。
不思議な映画だ。

鳥の種類にもよるのだろうけど、
映画に登場する鳥たちは、おおむね20羽前後の群れが多かった。
太陽や星、体の中にある磁気のようなもので方位がわかり、
初めての渡りでも迷うことなく目的地に到着するという。
みんなが同じ目的に向かって頭をそろえて飛ぶ光景は感動的である。

三浦新監督は昨日の会見で「ファミリー」ということばを使った。
キャンプ期間が長く移動距離も多いうちのチームは、共有する時間が多い。
それを長所としてとらえ、いい意味で「ファミリー」的なチームにしてほしい。

J1昇格という目標に向かって、
日本全国を北へ南へと飛び回る選手たち。
サポーターは、
彼らが疲れた翼を休める場所でありたいと思う。

昨日の「白黒つけたぜっ!」への
コメントありがとうございました。







posted by rocket2号 |16:27 | 酔いドーレ日記 |