スポンサーリンク

2006年07月13日

入院日記再び~その4

経過が芳しくないので処置をしなおしたんだけど、これがまた痛いのである。
麻酔をしても痛いの。
気を失った人もいるんだって。

処置後はその痛みと麻酔が切れた痛み、
そしてあまり経過がよくないことへの焦りで意気消沈していた。

ちょうどその時間に柏戦が始まったのである。

オフィシャルの携帯サイトでチェックし、謙伍の先制弾には痛みも忘れて
「よっしゃー!」とガッツポーズ。
どっちが主導権を握っているゲームなのか、さっぱりわからないけど、
同点に追い付かれたときも、不思議と負ける気はしなかった。

そして、フッキのPKで逆転して折り返し。

守りに入らないで3点目を取りに行け!
監督ロケッツはそう指示したのである。

ところが、フッキが2枚目のカードで退場。
えっ?こっちは1枚目のカードのことも知らないんですけどっ!

どういうこっちゃ、主審は誰じゃ、絶対フッキは悪くないぞ。
試合を見てもいないのに、なぜかそう思ったのだった。

守れ~、守ってくれ~、10人で耐えてくれ~。

函館での逆転負けを必死に頭から振り払っていたら、
看護師さんが来て検温などを始めてしまった。
あ~、ロスタイムは何分だ、もう終わったか、しのいだか…。

時計が21時を過ぎて看護師さんが出て行った直後、rocket1号から電話。
「勝った!2-1。フッキ退場になったけど」何かわからないけど、
バックには歌が聞こえた。

勝利がわかった途端、忘れていた痛みが蘇り、
うれしさに酔うこともできずに薬で眠ったのだった。

でも、勝利はいちばんの特効薬。
その証拠に、今朝起きたら痛みはほとんどなく、レントゲンの結果も良好だったよ。

いい薬をありがとう。

いい試合をありがとう。

選手を後押ししてくれた現地観戦サポーターのみなさん、ありがとう。

posted by rocket2号 |19:14 | 入院日記 |