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2007年12月07日

晩白柚

ヤス君のいう「佐藤のおばちゃん」

幼少時代から大変お世話になった人で。

ヤス君の本当の“第2の母さん”

その第2の母さんからヤス君に宅急便が届いた。



「あ~!!佐藤のおばちゃんからだ~!!」とスゴク嬉しそうだった。


玄関に荷物が届いているからね。ってヤス君に伝えるとヤス君は、その大きなダンボールを私がいる厨房のカウンターに



ドン!!と置いた。




そばに居た征也くん、石井ちゃん、しゅんピーが集まってきた。


でかいダンボールだなぁ~。

なに?柚子って書いてあるよ。なんて読むの?




大きなダンボールを覗き込むようにみんなワクワクして私が箱を開けるのをまった。




ヤス君だけが、ちょっと鼻の穴が広がって得意げな顔をしていた。








わははは!!
箱を開けたとたん、征也くんのツボに入ったみたいで、のけぞってゲラゲラ笑い出した。 で、で、デカイ!!  ヒィ~ヒィ~言って大うけなのだ。 どうやら、箱に書いてある“柚”という字を見て小さい柚子がぎっしりつまっていていい意味で裏切られたからなのか。 ・・・・・いや、違うそうだ。 ・・・どうやらでかいのが好きなようである。 いつも、平常心をモットーにしている征也くんかと思われたが、ちょっと明らかにイメージが違う一面を見て私も大うけだ。 この写真、日差しの感じといい。 ヤスくんの剥いてやっからちょっと俺にまかせとけ的な表情とか。 穏やかに見守る寮生。 ・・・・なかなか。いい写真であることは間違いない。 ヤス君の言うところの「佐藤のおばちゃん」。 頂いた「晩白柚」(バンペイユ)で大盛り上がりとおいしい思いができました。 本当にありがとうございました。 皮も無駄にすることなくシロップ漬けにしますね。


posted by murano |09:01 | 食堂 | トラックバック(0)

2007年11月07日

腕相撲

晩ご飯を食べ終わって、それぞれが思い思いの行動をとっていた。

真ん中のテーブルでは、ヤス君は、いつものように、お茶を入れるのに集中していて、前方には、ダイゴクンが座っていて楽しそうにお喋りしていた。


高原君は、パソコンの座りにくいイスに座ってDsでゲームに夢中だった。

お腹いっぱいになった優也くんがヨットパーカーを着て腕組みして居眠りをしていた。



そう、思い思いの食後の時間であった。






イタカレの絶叫が聞こえるまでは・・・・。









テレビに近いテーブルでは、イタカレとトミーナガくんが腕相撲をとることになったらしい。


・・・・・イタカレは、やる気マンマンだ。


イタカレは、言葉なんか通じなくてもみていてとても解りやすい人だ。


お腹がすいているんだ。

何か、ショックな事があったんだ。

めっちゃ、上機嫌だよ。

あ。なんか精神状態盛り返してきたみたいだ!



トップチームがオフだったがイタカレも含めで晩御飯を一緒に食べていた。

餃子と煮魚とあんかけ焼きそばだった。

イタカレは、どれも「ボーン!」とお口チャックのポーズをして喜んでたべていた。

あんかけ焼きそばが、お皿にすくなくなると、イタカレは、「ほら、食べな、食べな。」と私達に言っているようだったから。


「いやいや、イタカレいっぱい食べな。」


このやり取りが。何度か続いて ハッっと思った。



やきそばをお箸ですくってイタカレの皿に乗せたら満面の笑み。




勧めてくれていたんじゃない。・・・・甘えてたんだ!






・・・そんな甘え上手でもあるイタカレが、今日やる気になっていたのは。

トミーナガくんとの腕相撲。




征也くんが、「イタカレの勝ちでしょ。」と

私は、193センチのキーパーだよ。トミーナガ君じゃない?


と勝敗予想は分かれたが。


イタカレ。鍋奉行ならず 腕相撲奉行だったなんて・・・。



言葉なんかいらねー。アイスの棒があれば。



食べ終わったアイスの棒をテーブルに置いてヒジとヒジこの距離を離すぞ。

組んでいない手は、こんなふうにするんだぞ。

手の組み方は、こんな風に絡めるんだぞ。



当たり前にポルトガルで講釈をしていた。



おもしろそうだ。ってんで思い思いの食後を過ごしていた寮生がイタカレとトミーナガ君の周りに集まった。


ジャージで腕が見えないトミーナガくんと半そででイタカレの腕の筋肉がムキッてなった。


イタカレ勝っちゃうかな・・。って思った瞬間。

審判のヤス君のファイトの掛け声と共に始まった。






トミーナガ君とイタカレ。互角!!






・・・でもイタカレ。





勝ちたいばっかりに、アイスの棒分離す事もなかったことにして。

イスから立ち上がって。



挙句の果てには、ヒジなんかテーブルからはずして、勝つ事だけしかみていなかった・・。





甘えん坊だけじゃなかった。ま、負けず嫌いでもあったのだ。




posted by murano |20:29 | 食堂 | トラックバック(0)

2007年11月01日

麗しのビーズクッション!

気を抜いてもいいよ。っていう時期でもないのに、大風邪をひいてしまいました。


寝ててもいいよと許された時間は、全て睡眠に捧げてだいぶ回復しました。

声がまったくでなくなってしまう体験も出来てひとつ大人になれたような気になろうと思った今日この頃でした。


今は、スナックのママか。ヤス君か。くらいまで声がでてハスキーボイスを満喫中です。





いつまでもへばってばかりではいけません。オフが終わり、すかすかになった冷蔵庫を栄養の宝庫にする為に、買い物にいってきました。


よろよろゴロゴロとカート2台は、満杯にうまり、お金を払おうとしたら、お金が足りませんでした。




あー、うっかりした~入ってるとおもったのに・・。



幸いレジで私の後ろには、誰もいなかったのでヒンシュクをかうことはなかったけれど、失敗です。


ここまでだと失敗だと自負するところでしたが。

お金をおろそうとキャッシュディスペンサーまでさまよっていると。


ずっと、探していたものが売っていました。



気になっていたものが、おいてありました。









いろんなシミヨレヨレ
これは、しまふく寮のテレビの前に置いてあるシミだらけのクッションです。 子供が小さかったりして、タオルとももはや呼べない布切れをクンクン嗅ぐと安心する。とかっていう話を聞いたりすることもありますが。 べろーっと平たくなったビーズクッションは、あまりにも貧相だったりするので、撮影とかが入ったりすると隠していました。 すると隠す度に。 「あの、クッションどこですか?」 「あの、クッションってありますか?」 「あの、クッション出してください。」 何故だ?みんなしてあのいろんな臭いがするクッションに愛着をもってるのだ? その引っ張りだこのクッションがきたのは、いまから2年前の年末。 寮が出来て最初の年末だった。 当時、ザスパにレンタルされる事が決まった桑原剛くんと今、ツエーゲン金沢から帰ってきている常くんの所持品だった。 それぞれ、レンタルが決まって しまふく寮に フキ してもらったのだ。 2年間の間に、ヨダレとか。コーヒーのシミとか。あとは・・・・ ヨーグルトこぼしたり、梨をかじっておとしたり。とにかく思い出がいっぱいツマっているのだろう。 なので、
ピシッと!!してていい感じ~。
カバーだけ、新規購入してきた。 中は、ヨレヨレのままとは思えないナイスなしあがり。 べろーっとならないで、お座りまでしているようだ。 石井ちゃんや、ダイゴクンや。高原君だって! みんなみんな「どしたんすか?」「どしたんすか??」 そう、どしたんすか?っていうに違いない。 写真の撮り方まで待遇がちがっている。 きっとあまりの美しさにフラッシュが反応してしまったようだ・・。 一番シミが目立たない落ち着いたダークブラウンにしたから、あと3年は、またがんばれないだろうか・・。            麗しのビーズクッションよ。


posted by murano |17:49 | 食堂 | トラックバック(0)

2007年10月10日

電話。

今日、ランチのピリ辛卵丼を作っていたら、ポケットが動き出した。

イタカレ試食でしびれた。
携帯がマナーモードになっていたからだった。 お!ダイゴ(ブラジル)って出てる。 この ダイゴ(ブラジル)ってネーミングは、石井ちゃんの携帯から赤外線で送ってもらったもの。 ダイゴ(ブラジル)って名前は、さらっと出てきたのか。どうなのか。 そんなコトを考えながら、電話に出た。 日本の対極にいるとは、思えないほどの近い声。 「毎日、フェジョンを食べてます。 元気にやっています。 しゅんピーと2人で日本円にして3000円の豪華ディナーを食べて、とても大きなエビが美味しかった。 練習も頑張っています。」 と話していた。一昨日、ダイゴクンが寮のパソコンにメールを送ってくれたのだけれど。 寮のパソコンは、いま調子が悪くて、インターネットが使えないから、ダイゴクンのメールが読めない。 なぜ、誰からも返事がないのだ!と思ったのかダイゴクンが元気を知らせてくれる電話をくれたので、声をきけて安心した。 2人は、慣れない環境の中、頑張っているようだ。 ダイゴクンと話していると、後ろからオウムみたいな奇声。                        キッ キー!!   ・・・・・・・とても、元気そうで安心した。・・・しゅんぴー。 電話代って、ダイゴクン持ち? 電話代が心配で、早々に電話を切り上げてしまった。 ご飯の人数を頭の中で数える時、ついつい2人の名前が浮かんでマイナス2をしている。 イタカレは、ピリ辛卵丼が食べれるかなーって思って。 スプーンに乗せて味見させてみた。 うんうん!ボーン!って言ったのもつかの間。 目を見開いて、グラスを持ってアクアクララまで。 水水水!!! ・・・残念な事に、アクアクララ品切れ・・。 慌てて、ポケットから小銭を出して大好きなフルーツ牛乳みたいなのを買ってグビグビ飲んた。 辛いぜ!辛すぎるぜ!くらいな感じだった。 その後、自分で冷蔵庫から、ピーマンとレモンを取り出して。 イタカレ用にとっておいた牛肉の薄切りとたまねぎをスライスして、ココにオイルをひいてくれ。 アシスタントになった気分で、イタカレの自炊のお手伝いをした。 イタカレが、味見をして自画自賛していたから、私も真似して味見をして絶賛したら・・・・。 私にも分けてくれた・・。 ありがとイタカレ。 ブラジルに行ったダイゴクンとしゅんピー。 ブラジルから来た、カウエと自炊のイタカレ。 お互いが、それぞれいい経験として彼らの中にきちんと残りますように・・・。


posted by murano |23:19 | 食堂 | トラックバック(1)

2007年10月06日

よそいき顔

晩御飯を食べ終わっても、ヨンデくんと富永君が横並びで。

ヨンデくんの向かいには、ヤス君。富永君の向かいには、征也くん。


ケラケラと笑い声が響いてる。


皆が食べ終わった頃、私たちの晩ごはんが始まる。



え~~なんでぇ~~~~!ヤス君の大きな声。


オレ!実際!イケメンすよ!とヤス君の大きな声。






だって、そうなんだもん。とヨンデくん。






わーっと湧き上がる4人の声。



ぎゃはははあ~。






ヨンデくんが、「あっこさん、知ってます?写メ送って誰ににてるかってヤツ!」





ん?盛り上がって、楽しそうだね。

誰が。誰に似てる指数が高かったの?





征也くんは、誰?




大沢たかおでした。





ほほぉ~。大沢たかお!なんとなくわかるわかる。




で?ヨンデくんは?




坂口健二でした。




ひぃ~~。なんだって!坂口健二だよ!うらやましいねぇ!アタシでも似てるって言われたら嬉しいよ。
あ~、言われたら、大沢たかおと坂口健二に見えてきた!







で?そこで人事のように大きな体ですわってる富永くんは?






ゴリでした・・・。とてつもなく大きな背中がしょんぼりと小さく見える・・。





ゴリィ~~???ゴリじゃないでしょ。似てないよ。うんダメ。それあってない。でも、ゴリもわるくないけど。






で?いつものように、ちゃんといい仕事してくれるんでしょ?そこのヤス君。


ヤスくんは、珍しく完全に気配を殺すのに必死だ。



征也くんが、ヤスは、モンキッキーでした!!!




ひゃ~!!!!さすが、ヤス君。相変わらずいい仕事してくれるね~。



美味しいとこ持ってくよね~~。




きらいじゃないでしょ?





・・・・正直・・嫌いじゃないっす。






しかも、似てる指数が、群を抜いてヤス君がモンキッキーに似てる指数が高かったんですよ。60パーセント超えですから!




誰にもヤスには、かないません!





誰にもヤスには、かないませんなんて言われる事が、どれくらい価値のあることだか解るかい?やすくん!

それが、モンキッキーに似てる!ただそれだけでもだ!




はぁ。





そうこうしていると、晩御飯を食べて、選手の部屋で遊んで帰ろうとしていたぎーさんが、食堂での騒ぎに顔をだした。





ぎーさんもやってもらえば?





ヨンデくんの前に座る。






カシャ。ぎーさん。






暫く、だれだれだれ????と周りがヨンデクンをせかす。




でた!中田英寿!






ん~~~?そーかなー?ぎーさんは、ヒロミですよ。




なるほどぉ!それわかる!


それわかるって。ヒロミなんて名前は、まったくあがっていないというのに・・。

中田英寿って出てるのに、軽くスルーしてヒロミに話題をもってかれるくらいなら、ハナっからやる必要なんかないのだ。

なのに、モンキッキーで大うけ。





髪を手で整え、ソワソワしてるヤスくん。・・・・・どうやらリトライしたいらしい・・・。





バッテリー持つかな~。

1時間近くもそんなコトをやっているんだから、あるのが不思議なくらいだ。



よし、じゃリトライしてやる。





おもいっきりのよそいき顔!!目がでかくなってる・・。

口角も上がってアナウンサースマイルになってる・・!






やっぱり、美味しいとこ狙うヤス君だけど・・・。




誰に似てるかかかっているのは、重大な事だからよそいき顔しちゃうよね~って。











私も撮ってもらって理解した・・・。






ヤス君。わかる!!





ぎーさんだって、よそいき顔してたし!






posted by murano |22:05 | 食堂 | トラックバック(0)

2007年09月12日

居酒屋か!

なんだか、気配は秋みたいになってきたし。

・・・そろそろいいでしょうか・・。


ってことで。


モツ煮込みにしました。




居酒屋か!
今朝から、練習生も朝食を食べているし。 マリノスからレンタルで富永君もやって来た。 はじめまして。とカウンター越しにやってきた富永君。 でか 193センチの人と半径1メートル以内に初めて近づいたような気がした。 優しい微笑の美男子だ。 嫌いなものは、ありますか? なんにもないです。 なっとく。 富永君と練習生の彼。 初めて寮でとる晩御飯が、モツ煮込みと毛蟹だったら。 居酒屋か! と思ったりしなかっただろうか・・。 まぁ、先は長いんだし。 そんな寮があったっていいんだろうし。 今回は、蟹たくさんあるからいっぱい食べてね!とゴージャスでは、なかったけれど。 せっかく関東からおいでなすったのだから。 少しばかりだけど。 毛蟹くらい食べてもらいたかった。 毛蟹くらいなんて高飛車な発言だったが。 ・・・最後に毛蟹を出したのは、去年の夏ころで・・。 あれは、しゅんピーが練習生で参加した時以来では、なかったか。 これは後に、論争になった。 「あっこさん。オレが練習生の時には、蟹だしてくれましたよね。」 うん。そうだったよね、 「で、メロンをお土産にもたせてくれましたよね。」 あぁ、そうだったかもね。 ホラ!!! ・・・・ここで、ハッと気がつく。 ・・・・ホラって誰にホラ・・? あ・・。 オレが、練習生で来たときには、毛蟹なんて食べてないし。お土産にメロンもらってません! ・・・・・おうおうおう・・・。 それはね。タイミングよ。タイミング。 食べ物の恨みは深い。 予算とか。メロンの時期とか。 オレが練習生で参加したのも夏でした! ・・・・・そうだったねぇ。 こんなしめっぽい話は、やめようよ。 「蟹うまかったっす。」 コレコレしゅんぴー。むしかえさない。 今度は、もっとお腹いっぱい蟹食べさすからね。 ・・・で、今日、蟹を見て一番喜んだのは、そんなヤス君ではなくて。 イタカレだった。 蟹たべれんのかなー。と思っていたけど。 お皿に乗った蟹をみて、早口でまくしたてるように私になにか伝えようとしていた。 んーー?のらりくらりと構えていた私だったけれど。 「あっこちゃーん。イタカレ。それだいこうぶつね。」 カウエ!大好物なんて言葉も覚えたのか? そっちに反応してしまう。 そんな横で、例年のように。ゆっくりゆっくり石井ちゃんが丁寧に蟹と戦っていた。 蟹という名前の美味しいヤツのお陰で、しまふく寮の食卓は、明るく華やかなムードがいっぱい漂ってた。 ありがとう。蟹。
もう!間もなくじゃないか!


posted by murano |00:30 | 食堂 | トラックバック(1)

2007年09月11日

カウエ

あっこちゃん。




と呼んでくれる寮生がいる・・。





カウエだ。




聞き間違いかと思った・・。


何回も聞き間違えてると思った。



でも、今朝も呼ばれて。

あっこちゃん。と呼んでくれる事をありがたく受け止める事にした。



あっこちゃん、げんき?

げんきよ。カウエもげんき?



さすが、外国の人だと思う。


大事な自転車にチェーンかけているときも。

目をこすりながら起きてきた時も。

夜、ジュースを飲みに食堂へ降りてきてグラスに氷を入れるときも。



あっこちゃん、げんき?

げんきよ。カウエもげんき?




そういえば、カウエの髪っていつも長さが一定のような気がする。

伸びたらアフロになるのかなぁって、楽しみにしているけど。

アフロになったカウエは、見た事もないし。


髪を指で引っ張ったら何センチくらいあるのかは知らないけど。

頭皮から8センチくらいのところで止っている。

まつげもクリンと上を向いてる。

歯ぐきもピンクで歯並びも抜群だ。


ウチの低学年の娘がコマーシャルソングを唄いながらごはんを食べてた。

「アヒルンルン アヒルンルンぼくたーちはー、いっしょういっしょさアヒルンルンルン♪」


カウエは、隣のテーブルで、体を横にスイングさせながらニッコリと娘につきあってくれていた。

娘は、知らず知らずのウチに口づさんでいて。カウエが反応してくれたもんだから、恥ずかしくなったみたいで。


ピタッと唄うのをやめてしまった。


カウエは、食べ終わったお皿をカウンターに下げて、大きなテーブルで、もてあましていたカボチャと戦っていた娘。


カウエが娘の頭のてっぺんにキスをしてくれた。


娘は、かぼちゃを一気に食べ終わる事が出来た。





ご。ごちそーさまーー。






アヒルンルン アヒルンルン ぼくたーちーはー









・・・・大声で歌おうかと思ったが、徒労に終わるのは、明白だった・・・。











ato


posted by murano |09:41 | 食堂 | トラックバック(0)

2007年08月15日

食べよう!

夕飯の支度をしていた夕方5時ごろ。

イタカレが暑さから逃げるように、ソファーで寝転がっていた。

長い足がソファーの背もたれに乗って手を頭に組んで、うたたねしているのか、はたまた寝ているのかはわからないけれど。


涼んでいる事は、確かなようだ。



そんな時、しゅんピーとヤス君が、早々とテーブルに座って話しをしていた。




イタカレ。ソファーからイスに座って、何やら待っている。


イタカレ。食べる?



食べる?と繰り返し聞いているから「食べる」という大切な言葉は、理解している。


そうすると、イタカレは、カウンターにやってくる。


他の選手には、大根のツマサラダに茹でた豚バラをあえて梅肉ソースとトマトとか人参とかを添えた一皿と とろろ とか。

マグロのカマを昨日、見つけたからニンニクと塩コショーで味つけしてオーブンで焼いたものとか。


・・・さすがに、梅肉味ってのもなんだしトロロは、厳しいだろうし
で。




ステーキを焼いて、ニンニクチップをかけたものを出そうって思っていた。


カウンターにイタカレがやってくるから、焼いてない牛肉と、スライスしたニンンクとトマトを出した。

するとイタカレ。食べたいものがあるらしい。


食堂においてある冷蔵庫を開けたり、冷凍庫を開けたりして「それ」を探していた。


イタカレが好きなレモンも見せたし。


もしかして?!


買ってきたばかりのまだダンボールに入った「レタス」を出したら。


満面の笑みで グー!



マグロのカマも気に入ってくれたようで。


日本のお米も大丈夫みたいで。よかった。よかった。




ヤス君は、今度でいいからリクエストがあるという。


リクエストほど、嬉しい事はない。


「なになに???」


【ソーメン】



そんなん。毎日だって、すぐ出せるわ。


って事で、ソーメンを追加して茹でた。


クラッシュアイスをたくさん入れて。涼しそう。



しばらくして、きっせくんとか高原君とか関君とか。ダイゴクンとか。



食べたーい、お願いしてもいいですかー。


みんな、喉越しのいいもの食べたいよね。




そんなズルズルと音が絶えない しまふく食堂。


その横でトロロご飯をすすりながら鼻の穴をすこしばかり広げた息子。


早くごはんを食べたら、町内会のお祭りに行ってお菓子をもらうんだ!って




・・・・・それをズルズル食べながら聞いてたしゅんピーとやすくん。


ヤス君が、「おれもいこうかなー。」



おれも一緒にいってもいいか?



えぇぇええ!




その後、皆が一斉に食べ終わったのと、ユースが帰ってきてご飯作りに追われているうちに、みんな出かけていってしまった。



私も晩御飯を食べたり、ユースの食べ終わった食器を片付けたりしていたら。



帰ってきた。




しかも、ドヤドヤと。






ヤス君としゅんピーだけじゃなくて。




きっせくんや、ダイゴクンも 町内会の盆踊り会に。




子供ばっかりのお祭りに繰り出した。








息子と娘の手には、薄いビニール袋には、駄菓子がいっぱい入ってる。



食堂のベンチイスに座って、今度は、テレビ鑑賞だ。



「あっこさーん、コバラが減ったんですけど、おにぎりって作ってくれますか?」



盆踊りでも踊ってきたのか?




さっき、食べたばかりだと言うのに、恐るべし基礎代謝だ。



おにぎりがいいの?チャーハンがいいの?



このチャーハンに食いついた。


皆食べると言う。




ヤス君のを最後に作ろうとしたら。



ヤス君。



オレ、作ってもいいですカー?



いいねぇ、やって。




ぴんぼけだぁ~
暑くて、夏バテしないように。まず食べよう!     バテちゃ、いけないから。まず食べよう!


posted by murano |22:31 | 食堂 | トラックバック(2)

2007年08月14日

大縄跳び

北海道の短い暑い夏。

これを暑いまま存分に、楽しもうと思うのか。


エアコンのきいた室内で、Wiiで爽やかな汗を流すかは、自由だ。





夕飯の支度をしようと、3時半ごろ食堂に行く。

食堂は、別世界のように ひんやり していて。



小学生の頃、重たいランドセルを背負ってエアコンのきいた車とすれ違っただけで、目を閉じて幸せにひたるよりもずっと!





全身、涼しい・・・。





いつもなら征也くんの部屋とかで絶叫さながらでのwiiだけど。

8畳間に、エアコンもない部屋で、でかいの4人とか集まったりすれば。





・・・うんざりするほど暑いに違いない。






なぜか、混ぜてもらっていた、うちの息子。






やっていたのは、マリオ。





しかも 大縄跳びだ。







これは、チームワークが必要とされるようで。






白いリモコンをグルグルとまわしながら大縄跳びだ。




縄跳びで足をとられたら負けてしまう。





自分が、つまずいて負けてしまった優也くん。



実際、とんでないからボタンか何かで操作してるだけみたいだけど。



こうなったら、頼みの綱は、小学生だ。




いけよ!いけよ!いけよーーーーー!

あきらめるなよぉぉおおおお!



搾り出すような応援をする優也くん。





サッカーを応援している私達と掛け声は、なんもかわらない。





・・・・・結果、優也くんと小学生は、敗北してしまった。







それを全身全霊で喜びを表す征也くんと石井ちゃん組と


 全身全霊で落胆の色を示すデカイ優也くんと中途半端な大きさの小学生。






2重サッシは、がっちり閉まっているし。時間も夕方。


大丈夫だ。この喜びも落胆の声も大丈夫だ。






それから、延々とスーパーマリオブラザーズは続いた。



お腹がすくまで、延々とスーパーマリオブラザーズは続いた。






いい加減、気が済んだみたいで。




素の声で「あっこさーん、おねがいしまーす。」




「・・・・・あいよー。おつかれさーん」


                    

                   なのである。

posted by murano |23:08 | 食堂 | トラックバック(1)

2007年08月13日

個人レッスン

しま福食堂のパソコンに座っています。

・・・私の後ろには、暑さにばてたイタカレが、エアコンのきいた食堂で若干肌寒いのかクッションを抱えてうつらうつらしています。




これから、ブルーノのうちにおよばれなのさ。見たいな事を言っていました。

なので、スーパーの袋にメロンを2つ入れておいた。起きたらもってきなって言おうと思って。











このイタカレ。


もっか日本語の先生が個人レッスンしています。


先生の名前は、カウエ先生です。


このカウエ先生、意外と厳しいレッスンをなさいます。



イタダキマース


アリガトーゴザイマース


ゴチソーサマデシター


オヤスミナサーイ


オハヨーゴザイマース




まず、基本は、あいさつから がカウエ先生のレッスン1のようです。



ワタシガセンセイネ~とも自己申告されていました。






でも、生徒のイタカレは、よくわからないしで、めんどくさいしで。

いいとこで切り上げようとします。






ですが、カウエ先生切り上げたりは、しません!!








そのカウエ先生が、クッションをだっこしながらうつらうつらしているイタカレを起こした。






焦点のいまひとつ定まらないイタカレ。





カウエ先生の通訳によると、イタカレ君は、これからブルーノのうちにいく のではなくて。





ブルーノとランチを食べたんだ。





が正解だったらしい。




結局、出かけないイタカレくんは。


厨房までテコテコ歩いてきて、高原くんの出来上がったご飯をみて。


食べる。見たいな事を言った。


今日は、ミョウガと浅葱をたっぷりと薬味まみれにしたポークソテーと冷やしトマトとコロッケといわしと。フルーツと杏仁豆腐。


でも、これだけ食べたい。みたいなことを言う。


ポークソテーか。


コロッケも食べろ。とプレゼンしたが、やだみたいなことをいうから。

ポテトフライにしてみた。


これなら芋だということが解るだろ。






イタカレ君。大のレモン好き。

でも、あいにくレモンは切らしていたから、レモンシロップでよしとしてもらおうと、予めポークソテーにかけておいた。





ぴゃぴゃやぴゃぴゃぴゃ。結構かけた。


だけど、イタカレ君やってきて、更にかけようとするから。


かけたよ。っていったけど。


わかるはずもなく。



ぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃ。



って更にかけた。





すっぱさを堪能してくれたであろうイタカレ君。







カウエ先生は、ブルーのTシャツを着て、出て行ってしまった。



posted by murano |18:21 | 食堂 | トラックバック(0)

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