2016年12月05日
オオドサの想い出・その8
2016年が明け、しばらく調子がよかったものの、副腎などにも転移があることがわかり、いつまでの命かとの不安も募り、今のうちにできるだけ会う機会を増やそうと思いました。 この年も1月と2月は札幌に行く特段の予定はなかったけど、ほぼ隔週で札幌へ行きました。 コンサ観戦も昨年と違ってホーム開幕から参戦し、娘も積極的に兄と一緒にドームへ行ったので、開幕からホーム戦4試合連続で一緒に観戦したので、兄は嬉しかったでしょう。 4月の町田遠征は心配でした。 長野にいる大学の同級生が松本空港まで迎いに行ってくれたけど、札幌から千歳までの往復や、町田のホテルから羽田までは一人での移動だったので、何か起こらないか不安でした。 兄は手術の影響で左足の運動神経が少し麻痺していました。 今になって思うと、脊椎に転移があったので、すでにそのときその影響もあったのかもわかりませんが、いずれにしても転びやすいのです。 「杖を突いてゆっくり歩くから」と言っていましたが、もしも一旦転んでしまうと、一人で起き上がるのが難しいので心配でした。 6月の松本遠征は、往復とも松本空港で、同級生が送迎してくれたのは安心でしたが、やはり札幌・千歳の往復が不安でした。特に何も言ってなかったけど、この時期は大変だったのではないかと思います。 7月のキンチョウ遠征のときも、往路は私が同行したけど、大阪から宝塚へ電車で移動したり、大阪空港から札幌までは一人でしたので不安でした。 キンチョウスタジアムの帰りに転んだけど、そのときは私と次女がいたからよかったけど、一人のときに転んで、周囲の人に助けてもらったことがあるかも知れません。 でも、いよいよひどくなる1か月前でしたから、このときに行っておいてラッキーだったと思います。 前回書き忘れましたが、昨年2月21日に大阪で大学の同窓会があり、兄は行くのを楽しみにしていたのですが、調子が悪くなってドタキャンしたんです。 それだけに、今年、大阪に行くのは凄く楽しみにしていました。 ところで、兄の預金通帳を見たら、数年前の貧乏な時期にも毎月、2万円近く、宝くじを買っていました。 一度、数十万円もの当選があって良い思いをしたとはいえ、お金がなくても買うんですね。 あまりにお金がなく、2年前に倒れたときは国保料が払えず、健康保険の効力が停止されていて、慌てて区役所に行って追納したくらいなんですけどね。 まあ、国保も高くて、収入の1割も出さないといけないのはおかしいと思うのですけどね。 もちろん、収入が多ければ1割くらいでも良いのですが、何でワーキングプアが年間15万円も国保に払わないといけないのか、これはおかしいです。 いや、宝くじに20万以上出すのなら、国保を払っておつりがくるのだけど。 で、7年間で宝くじに200万円くらいつぎ込んだようです。たまに1000円とか1700円とか当選するものの、ほとんどはずれたようです。 貧乏人ほど宝くじを買うと言われ、貧乏人の税金とも言われていますが、、このデータではアメリカの低所得者は収入の9%も宝くじ購入にあてているそうです。 サッカーシーズン以外でも買っていたので、totoとロトなど、いろいろ買ったのでしょうけど、結局は損してますね。 通帳残高が数百円とかになり、兄弟から送金してもらってまた宝くじを買っているのにはがっかりですね。 兄は頭が良いのに、貧乏人がよけい貧乏になるだけということをわからないのか。 遊びで月に1000円とか2000円とか買うのならまだしも、万単位で買うとは情けないです。 保険金成金になってからは、月に4万円くらい買っていたようで、この2年だけで100万円くらいつぎ込んだみたいで、愕然としました。