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2011年11月14日

薬用植物指導センター

富山県上市町にある薬用植物指導センターへ行きました。
この時期に咲いているのはサフランくらいです。
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薬草の勉強に行ったのですから、花が咲いているとか咲いていないとかはあまり関係ないのですが、 ボタンが咲いている時期は花目当ての人が沢山来ます。この日は他に見学する人がいませんでした。 ミョウガです。
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サンシュユです。 八味地黄丸などに利用されます。
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温室内にコーヒーの木がありました。以前、観葉植物としてブームになりましたね。
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富山弁ランキングがありました。
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きときと(魚など、生きの良いこと)は有名ですよね。 ありがとうのことを「気の毒な」というのは知りませんでした。 おにぎりのことを「やきめし」というのも初めて知りました。
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でも、地元の人に聞くと、そんなことはなく、やきめしはチャーハンのことだとか。(それは全国共通だ) ところが、お年寄りに聞いたら、昔はそうだったとか。 昔は富山ではおにぎりを焼きおにぎりにするのが普通だったので、焼かないおにぎりのことも「やきめし」と言ったそうです。 そうとう昔のことらしいです。 保存性が高くなることもあって、昔は焼きおにぎりにすることが多かったそうです。 おにぎりを握るときに手からご飯に移った雑菌が焼かれて殺菌されるでしょうし、水分が減るのも保存性を高めるのでしょうね。


posted by かもめ |13:23 | 動植物 | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:薬用植物指導センター

かもめ殿

>ありがとうのことを「気の毒な」というのは知りませんでした。

もう若い人は使わないけど北海道弁の「いたましい」も内地(これも北海道弁)
の人は驚きます「それ投げたら(これも北海道弁)いたましいッしょ」は
ボクの大阪の友人は「生まれた不要な子猫を川に投げ捨てる?」と思ったそうです。

>昔は焼きおにぎりにすることが多かったそうです。

今は飛騨市になりましたが岐阜県最北で富山と県境の神岡町出身の学友だった坂〇クンは
実家は林業なので父親のランチは焼きおにぎりです(やきめしと言ったかは知りません)
山中で食あたりすると大変なので飛騨地方では細菌の知識の無い時代から経験的にそう
なったのでしょう。

またおにぎり本体に具を入れず、焼いた漬物をおかずにするのも同様な経験則だったと
思います。それで卵と漬物を焼いた(しっかり火が通ってます)料理が現在でも存在
するのはその名残でしょうか。

posted by 大阪帰りの道産子| 2011-11-14 19:02

Re:薬用植物指導センター

> 実家は林業なので父親のランチは焼きおにぎりです

富山のお年寄りも「遠足や山登りのときは必ずおにぎりを焼いて持っていった」と言っていました。
保存性だけでなく、手にべたつかないメリットもあるでしょうね。

おにぎりの保存性で思い出したのですが、誰が書いたか忘れましたが、第二次大戦が終わって中国から船で舞鶴に復員した際、厚生省の職員からおにぎりをもらって汽車に乗ったそうです。実家まで何日も汽車に乗るし、お金もほとんど持っていなかったので、すぐにおにぎりを食べず、お腹が空いた限界まで我慢してから食べようとしたら、おにぎりは酸っぱい臭いがして腐っていて、泣く泣く捨ててしまったとか。夏の暑い日だったそうです。
どんなにか悲しかったことでしょうね。

それから、姉が高校の修学旅行で、第一日目は朝に岩見沢駅に集合して列車に乗って函館へ向かう行程だったのですが、昼ご飯と夕ご飯は自宅で作ったおにぎりを持参する指示になっていました。
父が、「朝作ったおにぎりを昼に食べるのは良いけど、晩もそれでは食中毒の危険があるから、学校に言わないと」と言っていたのを思い出しました。
最終的にどうなったのか聞かなかったけど、今度母に聞いてみましょう。

そういえば、美味しんぼの猿カニ合戦で、接待相手におにぎりのフルコースを出したのを思い出しました。
最初は普通のおにぎりで、次が焼きおにぎり、最後は焼きおにぎりを茶漬けにしたのではなかったかな。

posted by かもめ| 2011-11-14 20:29

訂正

美味しんぼの猿カニ合戦のおにぎり3品目は、焼きおにぎり茶漬けではなく、揚げおにぎりのお椀でした。
http://ns.oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10260701
香ばしくて美味しそうですね。

posted by かもめ| 2011-11-14 20:37

Re:薬用植物指導センター

かもめ殿

>保存性だけでなく、手にべたつかないメリットもあるでしょうね。

昭和46年公開の仏・伊・西合作のチャールズ・ブロンソン。アラン・ドロン。
三船敏郎主演のとんでも無い荒唐無稽の?西部劇映画「レッド・サン」を岩見沢
の映画館で観ました。

覚えてるシーンが荒野の食料の無い場所で、サムライ姿の三船敏郎が腹を空かせた
チャールズ・ブロンソンにおにぎりを黙って(←ここ重要、後のサッポロビールの
CMに引用)与える場面です。たしかブロンソンが食べた後で「日本人の知恵だな」
と味では無くおにぎりの存在に対する感想を言ってたような・・うろ覚え(^▽^;)

posted by 大阪帰りの道産子| 2011-11-14 20:54

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