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2020年11月01日

日豊本線の旅

大分から宮崎まで、また787系でした。翌日の宮崎から鹿児島中央もそうでした。
斬新なデザインで当初はビュッフェ車もあり、多くの賞を受賞した名車ですが、さすがに老朽化が目立ちます。
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かつて鹿児島本線で特急つばめやリレーつばめで活躍した車両ですが、いつものように九州で古くなった車両は日豊本線、特に大分以南で使われるんですよね。石北本線と同じですね。 大分市は工場が多いです。大分のスタジアムは昭和電工のネーミングライツになっていますよね。
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大分市は工場が多く、喘息被害もあるそうですが、かつての川崎・四日市・水島ほどひどくないせいか、大きな公害問題にはなってないそうです。 自治体も経済優先だそうで。 ちなみに、昭和電工は新潟水俣病を起こした企業なんですよね。 大分県佐伯から宮崎県延岡までは山が多く、人口希薄なところを延々走ります。1時間も途中停車はありません。
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こんな中をずっと走るのは大好きです。 翌日の宮崎と鹿児島の間もそうでした。何度でも乗りたい路線です。 熊本での用事が終り、瑞穂での試合まで2日間、日程が余っていたのですが、ここで列車の旅をしたのは正解でした。 列車はめちゃくちゃ空いていて3密の心配もなく、とても良い旅ができました。 しかし、延岡に入るとまた工場群。旭化成の大工場があるのです。
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旭化成はマラソンなどで良い印象を持たれているかも知れませんが、やはり公害企業で、私の知人で延岡に住んでいた人はひどい喘息になったそうです。でも、公害問題にはなってないそうです。やはり自治体は住民よりも大企業を優先するのでしょう。 その知人は宮崎市に転居したら自然と喘息は治ったそうです。 宮崎の海岸沿いを走っていると、こんな高架が見えてきます。なんだかおわかりになるでしょうか?
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リニア実験線です。山梨実験線を作る前の実験線です。 もちろんここでの実験はとっくに終了し、不要となった構造物ですが、太陽光発電装置を載せて活用してます。 これで思い出したのは、1985年にパリからボルドーへ列車に乗っていたときに車窓から見た、アエロトラン(空気浮上式列車)のオルレアン実験線です。こちらも構造物(高架)はいまだにそのまま残っているそうです。 撤去する費用もなく、景観問題になっているらしいですが、遺構として残して良いと思います。 太平洋(宮崎海岸)が見えました。
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宮崎駅に着きました。
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宮崎のホテルでは3000円の宮崎市のクーポン(500円のを6枚)いただきました。これで晩御飯を食べ、さらにお土産を買うことができました。ホテル代はGO TOの割引で実質ほぼ半額だし、ただみたいな値段でホテルに泊まったようなものです。
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posted by かもめ |09:54 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(0) |

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