スポンサーリンク

2018年10月03日

豊田産業技術記念館

台風25号が心配ですね。
幸い、コンサは金曜なので大丈夫ですが、土曜の試合は全て神戸以西、日曜の試合は全て名古屋以東なので、マリノス・コンサの試合以外、すべて中止になる可能性ありますね。
名古屋はすでに2試合が延期になっているので、3試合も流れたら、日程調整が大変でしょうね。
金曜日は観戦に行きにくいけど、今回ばかりは金曜開催で良かったですね。

さて、名古屋にある、豊田産業技術記念館に行って来ました。
1918年に建てた、織物工場(旧豊田自動織機工場)の建物を利用しています。
1538527827-IMG_7181.JPG
場所は名古屋駅から名鉄で岐阜方向へ1駅の栄生(さこう)駅そばにありますが、地下鉄の1日券を持っていたので地下鉄東山線亀島駅から10分近く歩いて行きました。名古屋駅からでも歩いて行けなくはありませんが、25分くらいかかります。 綿から糸を紡ぐ基本を学びます。
1538527972-IMG_7191.JPG
下の円筒形の金属缶の中に綿が入っていて、缶が回転するので、上から引き上げるだけで撚りが入って糸になります。
1538528105-IMG_7192.JPG
太さが均一になるのか不思議に思いますよね。 もしも太くなってしまうと、張力が強くなって、缶が持ち上がり、回転させる歯車が外れて回転が止まり、撚りが入らなくなるため張力が弱くなって、今度は反対に重力で下がり、下がったぶん、太くなった糸は引っ張られて細くなるそうです。上手くできた装置で、日本独自の機械だそうです。 で、糸ができたら、それを織って布にするのですが、それが問題になります。 昔は人力機織り機で時間がかかっていました。 そこで豊田佐吉は1890年に4~5割ほど効率を高めた機織り機を発明しました。
1538528444-IMG_7193.JPG
それでも、普段着を1着作るだけの布を織るには1日半、高級な着物の反物1着分には2日半かかったそうです。 6年後の1896年に動力式のを発明し、飛躍的に効率が高まったそうです。
1538528544-IMG_7198.JPG
1538528569-IMG_7202.JPG
1903年に豊田佐吉が世界で初めて発明した、横糸を補充するときに機械を止めずに自動的に補給するT型織機。
1538528796-IMG_7199.JPG
1538528822-IMG_7200.JPG
そして、これが1924年に発明した、超画期的で世界一の性能と言われたG型織機。
1538529026-IMG_7186.JPG
1538529072-IMG_7203.JPG
これがどれだけ画期的高性能であるのかは、イギリスの会社が払った特許料が、現在の価値で約20億円という高額なことからもわかります。 佐吉の長男の豊田喜一郎が、20億円を元手にして自動車を作るようになったのです。 自動車館は明日紹介します。


posted by かもめ |07:36 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(0) |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントする