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2016年03月11日

九州出張記・その6

吉松駅では乗り換え時間を利用して(あえて1本あとの列車にして)、駅前に保存してあるSLを見学。
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除煙版は九州独特の形状で、「門鉄型デフ」と言います。 門鉄とは旧門司鉄道管理局のことですが、正式には小倉工場式切取り除煙板の名称で、視界が良くなるメリットがあります。 かつてはここに広大なヤードがあったはず。鳥栖のヤード跡はスタジアムになったけど、ここじゃあ空き地のままでも仕方ないですね。
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肥薩線の終点、隼人駅に着きました。ここもかつては広大なヤードがあったはず。
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隼人駅は鹿児島本線と肥薩線が交わる駅だし、かつては隣の国分駅から先には大隅線もありましたから。 国分で所要を済ませ、その晩は霧島神宮の近くの知人宅に泊めていただきました。 霧島神宮です。
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ここから鹿児島空港まで車で30分くらいですが、途中、日本初の新婚旅行と言われている、坂本龍馬夫妻が150年前、ハネムーンで訪れたのが霧島で、夫妻が入浴した温泉も見ましたが、雨が降っていたので写真は撮りませんでした。 鹿児島空港から神戸空港経由で千歳まで飛びました。どちらもスカイマークのボーイング737。
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2機とも隣の席は空席だったし、前の人はリクライニングしなかったので狭く感じなくてよかったです。 もっと早く出張が決まっていたら、JALの福岡発の便にしたのですが。JALならクラスJがあるので心配しないで済みますけどね。 ただ、神戸空港は検査場が混んで10分くらい並んだし、出発時刻に間に合わない客のため、出発が遅れ、予定していたのより30分遅いスーパーカムイになってしまいました。 でも、スーパーカムイ内でコンサが勝ったのを知って嬉しかったですね。 明石海峡大橋。
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ノエスタですが、今年はここで試合がありませんね。来年はここに遠征したいので、ヴィッセルには残留していただきたいですね。
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淡路島の上空を通過させていただきました。 騒音をまき散らしてご迷惑おかけしています。
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明日からは今回の旅のグルメと猫を紹介します。


posted by かもめ |09:58 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(6) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:九州出張記・その6

懐かしくて、九州出張記シリーズを楽しく拝見しています。

もう30年以上も昔に、肥薩線に乗ってスイッチバックやループを見物したことがありましたが、景色が良い場所で停車してくれるサービスなんて無かったような・・

途中にある駅のホームに柱が立っていて、「○○年の洪水時にこの高さまで水に浸かった」と書いてありました。
ところが線路脇の崖下を覗き込んでも球磨川の水面は遥か下の方にあって、いくら狭い渓谷とはいえ何十mも水位が上昇するものかと驚いたことを憶えています。

吉松で吉都線に乗り換えて小林市のバス停で野宿し(笑)、えびの高原から韓国岳に登って、数年前に噴火した新燃岳を眺めながら霧島神宮に下りてきました。

周遊券で九州を2周半くらいしましたが、歳を取った今じゃとても出来ない芸当です。

posted by 雁来 萌| 2016-03-11 21:33

Re:九州出張記・その6

雁来萌さん、コメントありがとうございます。

30年前なら観光列車はなかったし、景色を眺めるために停車などもなかっただろうと思います。
博多・宮崎間の特急や、熊本・西鹿児島間や熊本・宮崎間の急行が何本も走っていたけど単線でダイヤがタイトで、観光の便を図るような余裕はなかったのかも知れませんね。

肥薩線の洪水は、瀬戸石駅でしょうか。1965年と1982年の2回、駅舎が流されているのですね。
http://hp1.cyberstation.ne.jp/hikyoueki/setoishi.htm

周遊券の旅は疲れますよね。
いずれフルムーンで周りたいと思っています。

posted by かもめ| 2016-03-11 22:25

Re:九州出張記・その6

情報ありがとうございます。
写真帳を調べたら私が訪れたのは1979年だったので、1965年の洪水ですね。

紹介して頂いたページに載っている駅周辺の写真は、記憶にある情景とは印象が少し違う感じもしますが、36年も前に通りすがりの車窓から眺めた記憶ですから、怪しいかも知れません。

posted by 雁来 萌| 2016-03-12 08:08

Re:九州出張記・その6

昔、球磨川ではひどい水害はなかったそうです。
比較的下流の坂本で、ときおり大水はあったものの、めちゃくちゃな水害はなかったそうです。
しかし、1954年に「水害がなくなる」とのうたい文句で、荒瀬ダムを造ったら、逆にとんでもない水害が1965年や1982年におこってしまったという話です。

荒瀬ダムが原因ということなので、1979年にご覧になった駅は、葉木駅・鎌瀬駅・瀬戸石駅のいずれかだろうと思います。

こちらに荒瀬ダムの問題点が書かれていますが、水害は起こるし、鮎は消えてしまい、八代の海苔は減少するし、本当にダムはムダですね。
http://kawabegawa.jp/tr/arase/arasemonndaitenn1.pdf
いまだにムダなダムを造り続けるなんて、あきれ果てます。

posted by かもめ| 2016-03-12 09:23

Re:九州出張記・その6

今日は苫小牧へ行って、ハスカップの勉強をしてきました。

熊本教育大学の「倫理・哲学ゼミ」のレポートを見たら、鎌瀬駅の雰囲気が似てるようです。葉木駅の写真はまだ見つかってませんが。
http://www.educ.kumamoto-u.ac.jp/~yahata/ARASE2009.htm

崖に挟まれた細い川は中流で水をはける遊水池(平野)が無いのだから、集まった水は素直に下流へ流す方が安全なはずで。

アメリカでは、百害あって一利なしのダムは取り壊す方向へ動いているというのに(映画「ダムネーション」とか)、鉄やコンクリート製の人工物に囲まれて暮らしてる人達は、何でも人間の思い通りになると錯覚してしまうようです。

posted by 雁来 萌| 2016-03-12 19:20

Re:九州出張記・その6

肥薩線に乗って球磨川沿いにさかのぼって不思議に思いました。

ダムがあって、川面がずいぶん線路や道路に近いのです。

「大雨降ると氾濫しないのだろうか」「ダムがあるけど、鮎はとれるのだろうか」と疑問に思いました。

雁来萌さんのおかげで疑問が解決して感謝してます。ありがとうございました。

ダムがいかに意味がないか、土建屋と政治家などの利権目的でしかないかと、再認識をすることができました。

posted by かもめ| 2016-03-12 22:32

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