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2015年08月20日

思い出の炭鉱写真展(美唄)

アルテピアッツァ美唄で見て来ました。23日まで展示してます。入場無料です。
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炭住です。
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私が子供のころ、家には美唄の炭住出身の住み込みの従業員がいて、彼女の実家の炭住を訪れたことがあります。 そのころはまだ美唄鉄道もありました。
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常盤台と南美唄へ鉄道があったのは知っていましたが、茶志内にも炭鉱があって鉄道が通っていたのですね。しりませんでした。
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そういえばJR茶志内駅は、なんとなく駅構内が広くて、かつては工場への引き込み線があったのだろうかと思っていたんですが、そういうわけだったんですね。 勉強になりました。 美唄鉄道東明駅は保存されています。
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SLも保存されています。
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斜めのレバーはレギュレーター(加減弁)で、自動車のアクセルに相当します。 手前の2つのレバーは単独弁(機関車のブレーキ)と自動弁(客車や貨車のブレーキ)。 左(窓際)は逆転機。 この3種類4本のレバーの操作で運転します。
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逆転機は単純に「前進」「後進」ではなく、無段階に弁を調整する(弁を開く時間を長くしたり短くしたりする)ので、逆転機の名称はあまり適切ではないかも知れませんね。まあ、調整弁で、進行方向も変えられるというものでして、自動車でいうならトランスミッションと言えるかな。(手動式無段階変速機?) もっとも、出力調整機能もあるのですが。 逆転機の操作が下手だと無駄に蒸気を消費して石炭をたくさん投入しなければならず、下手な機関士と乗務する機関助手は憂鬱だったそうです。 つい、重量が間違っていないかと思いながら見てしまいます(笑
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posted by かもめ |09:41 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:思い出の炭鉱写真展(美唄)

こんにちは。
美唄のSL(たぶんここ)の運転席を子供の頃に触って、レバーの多さにロマンを感じた記憶があります。
それから30年くらい経って、生まれて初めてSL乗ったのですが、給水のために停車したり、降りたら鼻が真っ黒になったことで、
白煙(灰混じり)を撒き散らすSLが電車に置き換わっていった理由がわかりました。

同じ時期に大宮の鉄博で、生まれて初めてSL(シミュレータ)を運転して、レバーひとつで制御する現代の電車の素晴らしさを再認識しました。

posted by sca| 2015-08-20 15:03

Re:思い出の炭鉱写真展(美唄)

scaさん、こんにちは。

SLは欠点がいろいろありますね。
煤煙も問題ですよね。
機関士がトンネルで失神することもあったそうです。

SLの最大の欠点は運転員に2名必要なので人件費がかかることですね。
あと、燃費が悪い(熱効率は6%くらいだとか)、方向転換の施設が必要、始動に時間がかかる、整備に手間がかかる、客車の編成を少なくして頻繁に運行しようとすると電車や気動車に比べて非常にコストアップになる、高速だせないなどデメリットを上げるときりがないですね。
でも、SLは魅力を感じます。

posted by かもめ| 2015-08-20 18:26

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