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2013年09月04日

エゾトリカブト

うちのエゾトリカブトです。
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トリカブトは猛毒で、殺人事件に使われたりしましたね。 有名なトリカブト殺人事件では、犯人は仙台の種苗店でトリカブトを買ったとのことですが、東北ならちょっと山に行けば、いくらでも自生しているのに購入の証拠を残してしまったようです。 しかし、薬にもなります。附子という名称で、新陳代謝を高めて寒気を吹き飛ばすなどの作用があります。 高圧で蒸すなどして毒消しをすれば安全に服用できます。 附子(トリカブト)が配合され、良く使われる漢方薬です。
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127番の麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)は、風邪によく使われます。 風邪というと葛根湯が有名ですが、葛根湯は虚弱体質者や高齢者には効きません。 麻黄附子細辛湯が効くのです。 私も40代後半からは葛根湯が効かず、麻黄附子細辛湯のお世話になっています。 この漢方のおかげで、ほとんど風邪をひかなくなりました。 風邪をひいてもひきかけですぐに治ってしまいます。 最後に本格的に風邪(インフルエンザ)にかかったのは、4年前の新型インフルエンザが最後です。 附子はトリカブトの根の部分を使いますが、上の写真のような粉末(エキス剤)ではなく、煎じる場合、昔式に煎じるのは危険なので、高圧で蒸した粉末を利用することになっています。
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それでも劇薬です。


posted by かもめ |20:40 | 動植物 | コメント(0) |

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