コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年12月29日

今度はルーカレー・・だけでは無く究極の赤黒ライスw(゚o゚)w

スープカレーの次はルーカレーです。これも貰い物のレトルトなのですが意外と美味しいのです。そして赤いのは福神漬けです。カレーにはらっきょう派と福神漬け派がいますが、どちらも最初は「酒悦」さんですから♪
赤い物が・・
カレーに福神漬けを添える様になったのは大正末期の日本郵船の米国航路の船内のレストランなのは有名ですが、1等と2等で同じルーを差別化する為に、カレールーをローストビーフ用のソースポットに入れてご飯と別々に提供し高級感を出したのも郵船さんだと聞いています。
甘さがチャツネに似ていたから・・
それまで高級料理だったカレーライスが大衆化した一因になったのは、昭和4年にオープンした阪急百貨店の8階大食堂でカレーライスがコーヒー付きで25銭で(現在の貨幣価値で1200円程)ランチとして人気になった事でした。でもスグに起きた昭和の大恐慌でお客さんが大食堂の雰囲気を味わいたくて5銭(約240円)のライスだけを注文して、テーブルの上にある無料のウスターソース(これも当時高級品)をライスにかけたソースライスの通称「ソーライ」が流行りました。 苦慮したレストランの支配人が阪急の社長に「ライスのみのお客さんを断りましょう」と提言すると、社長の小林一三が「この不況から脱したら、将来きっと良いお客さんになるのだから」とライスだけ注文したお客さんに無料で福神漬けをサービスするように現場に指示したそうです。やはり名を残す企業経営者は先を見る目があるのですね ※写真はイメージです。
今時は節電でソーラー人気ですが、これはソーライス人気!
なんと!赤黒ご飯です。ソーライは「美味しんぼ」の「恥ずかしいご飯」に出て来ますが阪急の話ではありません。これはこれで甘辛酸味が調和して美味しいのです(^o^)
赤黒ごはん
※註 撮影の為、黒を安定させる為にウスターソースにお好み焼きソースを配合しています。 追記です。最初に大阪に行った時に地元の方々が味も見ないのにカレーにいきなりウスターソースをかけて、ご飯とルーをグチャグチャにかき混ぜて食べる習慣に驚愕しました。これも祖父の代からの阪急の大食堂がルーツとされています。生卵入れてかき混ぜるのも同様です。


posted by 大阪帰りの道産子 |18:02 | グルメ(旅行含む) | コメント(2) | トラックバック(0)