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2008年08月23日

ファインジャッジ

北京オリンピックサッカー男子決勝。アルゼンチン対アルジェリアじゃなかったナイジェリアの試合、ハイレベルな内容もさながら、見ていて非常にストレスの感じない試合でした。ハンガリー人の主審(KASSAI Viktor氏:読み方不明)は、無駄な笛は決して吹かず、接触プレーに対しても90分間同じ基準で判定をし続けていました。もちろん、多少の接触プレイはすべて流していましたし、5分以上笛がならない時間が何度あったことでしょう。それだけでも素晴らしい決勝戦だと思いましたが、氏は、天候を考慮して、前半30分頃と後半25分頃に、選手全員に対して給水タイムを与えたのです。少なくても僕が見たサッカーの試合で、試合中に選手全員に給水タイムを与えるシーンというのは初めてでした。給水を終えた選手は普通パフォーマンスが落ちる時間帯に、また、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。選手に無駄なストレスを与えず、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように試合をコントロールする。プレーもジャッジも素晴らしい決勝戦でした。

posted by kabao |18:15 | Others | コメント(3) | トラックバック(1)