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2007年05月19日

第16節・水戸戦から

 今日の試合、結果的にダヴィが挙げた開始早々のゴールが効いた様な気がします。
アクションサッカーといいながら、結局のところ守りに入ったら5バックになる水戸を相手に、苦しくなる前に出鼻をくじくゴール。相手GKの手を弾くというラッキーはあったかもしれませんが、あそこまでボールを持ち込み、クロスというよりはシュートの意識で打ったであろうキック。ダヴィの良さだと思います。
 
 そして、その後少しヒヤッとする場面がありましたが、そこを乗り切ってからは、なんだかんだ言って札幌ペース。そして、その札幌ペースの中で、意識的にやっていたのか、たまたまそうなったのかわかりませんが、今までの札幌にはなかったものを見たような気がしました。
 それは緩急。
 今までの札幌、特に去年あたりだと、一生懸命攻めて、攻めて、攻めて、そして相手のカウンターに沈むというようなところが度々ありました。また、引いて守ってくる相手に、パスの出しどころがなく、ロングボールを放り込む単調な攻撃になってしまうこともありました。しかし、リードしている余裕なのか、最終ラインとボランチでボールを回しながら相手の穴を見つけ、さあ攻撃!というスイッチが入ったら全員が攻撃の意識を持ってプレーしていました。水戸が必死で跳ね返すボールを次々と拾っては二次攻撃、三次攻撃へと。後半の3点目が入る少し前の分厚い攻撃などは、見ていてこれでも守備的と言われるチームなのかなと思いました。
 今日は、リードしていてさらに水戸相手というところはあったかもしれませんが、これから先、どんなチーム相手にも意識的に緩急あるサッカーができれば、これは1つ大きな武器になると思います。

  シュート数 札幌14本 水戸5本

 あと、1つ気になったのが、カウエと西嶋のポジションチェンジ。随分多かった気がします。もちろん、どっちがどっちもできる選手だから問題はないので、見ていて面白かったです。攻撃的な意図なのか、守備的な意図なのか、誰かマークの必要な選手がいたからなのか、バランスなのか。次はもう少し注意して見てみようと思いました。

 最後に、ブルーノが大事に至らないことを祈ります。

posted by kabao |22:14 | Consadole sapporo | コメント(4) | トラックバック(0)