2006年05月23日
見られて恥ずかしいのは?
昨今、公共の場におけるマナーが問題となっております。 それは羞恥心の欠如として語られることが多いのでありますが、 羞恥心がないわけでなく、何を恥ずかしいと思うかなのでしょう。 先日、地下鉄で帰宅途中、私がドアのあたりに立っていると、 ちょうど横の座席に50代と思しき、ちょっとくだびれたおじさんが座っておりました。 ふと見ると、おじさんは自分の鞄の中に両手を入れて何かもぞもぞしています。 鞄の中が見えてしまったのですが、おじさんは鞄の中にGAMEB●Yを隠して 一生懸命ゲームをしていたのです。 何をやっているのか知りたくて、気付かれぬように覗き見ていたのですが、 結局何をしているのかは分からずじまい。 しかし、おじさんも夢中で、こちらが見ているのにも全く気付いていなかったようです。 10分程度やって、気が済んだのか、それとも懸案をクリアしたのか、 おじさんはGAMEB●Yをしまい、今度はゴルフ場情報を鞄から取り出して、降りるまで堂々と見ていました。 なぜおじさんはそうまでしてGAMEB●Yをしたかったのか? なぜそこまで隠すのか?謎は深まるばかりですが、一つ言えるのは 「おじさんはゲームがしたくてしょうがなかったが、しているのを見られるのは死ぬほど恥ずかしかった。」ということでしょう。 自分は目が疲れやすく、乗り物の中で活字を読むことができないので、 ましてやゲームやメールなんて絶対だめなのですが、 まあ、できたとしても、自分がやっているのを人に見られるのは結構恥ずかしいかも。 つーか、自分も見られていないようで、意外と見られているのかも。 前回のコメントレスです。
posted by kenji |22:01 | その他 | コメント(5) | トラックバック(0)