2005年11月23日
ウィルの巻
本名:アウミール・モライス・アンドラーデ(背番号9)
出身地:ブラジル
コンサドーレ史上最強の暴れん坊FW
という、いい意味にも悪い意味にも取れる肩書きが似合いそうなウィルですが、この選手実はコンサドーレでは初めての出戻りをした(2001年札幌→2002年横浜M→2003年札幌)外国人選手です。
2001年シーズンにJ1で大暴れした結果、24点をたたき出してそのシーズンの得点王に輝く実績を残しました。
しかし、暴れたのは得点だけではなく実際にもピッチでは大暴れでした。
もらった紙は数知れず、サラブレットならば気性難という言葉がピッタリくる選手です。2002年のJ屈指の実力派チームであるマリノスに在籍した時は、ボールだけでなく奥選手まで蹴ってしまい、チームからもマリノスサポからも、そして当然、奥ギャルからも総スカンを喰らってしまい、帰って来ました。
しかし、帰って来た札幌には気性難の彼を乗りこなしてくれた岡田監督は既に去り、気性難のジョッキー、ジョアン・カルロス監督がその位置にいました。
気性難同士ですから、当然お互いの存在を相容れるわけもなく彼はトラブルを起こし、チームを去ってしまいます。
ピッチ上では頼れる存在で、鬼のような顔で大暴れする彼も、試合を離れると非常に可愛いキャラクターを発揮してくれるので「憎めない」キャラクターでもあり、サポーターからは「俺王様」という呼び名で親しまれました。
もっとたくさんエピソードもあるハズと思いますが、私はその一端しか知りません。きっとこのコンサのブログに今後、そういう話は多く出てくることでしょうから、そういう時はその記事にTBさせてもらおうと思っています。
・・・しかし、ウィルって本名じゃないんだ。(知らなかった)
アウミールが去って、アウミールがやって来たことになるんですね。
posted by ykk-i |04:34 | 助っ人列伝(個人的雑感) | コメント(0) | トラックバック(1)
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