2015年07月05日
htv31レビュー その2
htv31のレビュー2回目は写真について。 最初に紹介したい点は、RAWで撮影することが可能なところである。 RAWデータだと容量を食ってしまうというデメリットがある反面、MacやWindowsPCのアプリケーションソフトでの加工や補正が容易となるため、写真にこだわるユーザーにとっては嬉しい点だろう。日本で正規に販売されている他のスマートフォンではあまり採用されていないと思うので、まず最初に紹介しておきたい。 次に、デュオカメラである。 私が所有するHTL22には登載されていなかったので、私がデュオカメラを使って撮影するのは、今回初めてであった。 (デュオカメラ自体は前モデルあたるHTL23でも登載されていたし、以前は3Dカメラ用途として登載されていたモデルもあったので、htcファンの方にとっては目新しくないであろうが。) そのデュオカメラを何に使うのかと思ったら、こんなことに使えるのだと知ってビックリした。 なんと、撮影後に背景をぼかしてメインとなる被写体を強調することができるのである。 一眼レフカメラで撮影したときなどに背景をぼかして撮影することができるが、このhtv31のデュオカメラの場合は、背景をぼかした状態で撮影するのではなく、あとから焦点を合わせることが出来るのだ。 これなら、撮影時にピントが合わなくて上手く撮影できなくても、撮影後にあらためてピントを合わせ直すことができるので、片手持ちの不安定な状態で撮影することが多いスマホには嬉しい機能だと思う。 (※ただし無制限にピントを再調整することが出来るわけではないので、ご注意を。) やり方は、「ギャラリー」アプリの「効果」から「UFocus」を選択し、後はボケぐらいを画面上のスライダーで調整するだけである。非常に簡単なので、htv31を手に入れたら、試してもらいたい。 最後にフロントカメラについて。 基本的にセルフィー用途なので、人を撮影した写真で比較しないと意味が無いのだが、自分の顔写真を出すわけにもいかないので、愛犬の写真でご容赦を。 左がリアカメラで撮影した写真で、右がフロントカメラで撮影した写真。かなり色味が変わっているのがおわかりいただけると思う。おそらくは肌色が綺麗になるように撮影時点で補正がかかっているものと思われるが、さすがに犬の毛では上手く機能しなかったようで、かえって不自然な色合いになってしまった。やはりセルフィー用途以外では、リアカメラで撮影した方が良いだろう(当たり前だが)。 本当は通信速度やau VoLTE等にも触れたかったのだが、あいにく私はau VoLTEに対応したSIMカードである「au Nano IC Card 04」を持っていないため、試すことが出来なかった。 auのiPhone6 Plusで契約した際に手に入れたSIMカードは「au Nano IC Card 04」ではないため、残念ながらauのネットワークに接続することは出来なかった。格安SIMのmineoのSIMカードももちろんダメだった。 白ロムを入手して使用することを考えている方は、このSIMカードの制限については、くれぐれも注意していただきたい。
posted by risei |15:50 | Android | コメント(0) | トラックバック(0)