コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年12月05日

2007 J2 第52節 水戸ホーリーホック戦

 いよいよ今年も最終戦。最後だし、昇格もまだ決まってないし、せっかくだから7年前に平塚で幸運にも見ることが出来た「その瞬間」を再び見られることを信じて、札幌に飛んだ。この一ヶ月で交通費だけで十万近く使うとは思わなかった・・・。でも、昇格してくれれば、それでいい。

 この日は朝から幸運だった。朝イチのスカイマークで新千歳についたら、次の快速エアポートの発車まで間があったので、売店をふらっと見てみた。そうしたら・・・ついに「アレ」を見つけました。いままで「売り切れ」の表示は何度となく見たけど、現物を一度も見たことのなかったレアなあのお菓子を。

 そう、その名は「じゃがポックル」。

 開店直後でちょうど店先に積んでいたので、即2箱購入。1人3箱までという制限付だったが、棚に並べようとしているそばから、私以外の人も続々と手を伸ばして購入していた。スーツ着たリーマンも観光で来たと思しきおばちゃんも買ってた。すごい人気でしたね。当然午後6時45分発の帰りの飛行機に乗るときには、棚すら残ってませんでしたね。

 これをお土産として職場に持っていったら、かなりの職場の人が「じゃがポックル」の名前を知っていて、いままで買ってきたお土産の中でも、一番評判が良かった。確かにおいしかったけど、正直プレミアがつくほどの味かというと、あっさりとしたポテチという感じで、普通においしいという感じしかしなかったので、こんなにみんなから感謝されるとは正直意外でしたね。

 話がそれました・・・。肝心の試合です。

 この日もドームのサポーターはすごかったです。
 人文字も赤黒のパネル掲出も京都戦同様、一体感を醸し出してました。
 相手が水戸だったのと、前回昇格が決まらなかったこともあってか、若干メインとバックスタンドの観客は少なかったですが、まあ仕方ないでしょう。

 試合内容はというと、前半は正直だめだめでした。ひたすらFWにロングボールを馬鹿正直に放り込む札幌に対して、中盤で選手一人ひとりがワンタッチ・ツータッチでボールをつないでいく水戸に完全に翻弄されてました。最後の決定力がないから1失点で済みましたが、向こうに強力なFWがいたら何点入ってもおかしくない展開でした。しかも京都も先制しているから、このままだと入れ替え戦行きになる。なんとかダヴィが同点ゴールをぶちこんでくれたおかげで、1-1のイーブンで終えましたが、後半を考えると正直期待感よりも不安のほうが上回ってました。

 ただ、後半は結構気合が入ってました。同点に追いついた余裕と岡本の投入によって、攻撃が少しずつ良くなっていって、終了直前には岡本のパスからダヴィが持ち込み、水戸DF2人をかわしてそのままぶちこんでくれました。これでみんな昇格がほぼ決まったと思ったのでしょう。ドームの拍手と応援も一段と盛り上がり、そのままタイムアップ。

 無事昇格が決まりました。さらに、試合終了直後にオーロラビジョンには「2007 J League Division 2 CHAMPION」のロゴが表示され、その後引き続きヴェルディが引き分けたという試合結果が報じられると、「ワァー」という歓声がドームから上がり、J2優勝という結果にドーム中が喜びに包まれました。周りも感極まって泣いている人が結構いましたね。三浦監督の胴上げも見れたし、札幌まで来て最終戦を生で見て本当に良かったと思いました。

 この光景も見て思うところはいろいろあるのですが、陳腐な言葉しか見つかりません。うまく感情を表現できないので、試合についてはここまでにします。

 さて、お土産ですが、今回は前回職場で好評だった「ゆきプリン」のフルーツ入りバージョンを実家に購入し、職場のリクエストが多かった白い恋人を購入して、じゃがポックルと一緒にさいたまに持ち帰りました。白い恋人は丸井今井でかろうじて18枚入りを3箱買えましたが、後は全滅でしたね。昔はどこに行っても売ってたので正直買う気がまったくしなかったのですが、これだけ品薄だと逆に購買意欲がそそられますね。石屋製菓もがんばってもらいたいものです、スポンサーだし。

 来年はJ1なので、自転車で行けるNACK5スタジアムなど近場(駒場はないだろうな。たぶん札幌戦は埼玉スタジアムだな)が増え、関東在住者にとっては観戦環境の充実が本当にありがたい。来年は今年以上の頻度で応援に駆けつけたいです。

 最後に、今年限りで去る選手たちには本当に「ありがとう」と言いたいです。
 戦力外通告を事前に受けていたのに、芳賀キャプテンが優勝ボードを掲げていた後ろで、わがことのようによろこんでいた川崎や金子の姿を映像で帰宅後に見たときは、昇格後初めて涙が出ました。
 戦力外を通告されたのに、最後までチームの雰囲気を壊すまいと気丈に振舞った彼らのその姿勢こそが、私にとっては今年のMVPだったと言っても過言ではありません。
 昨日戦力外を通告された外国人三選手を含めて、いままで一緒に戦ってくれた選手たちに本当に感謝しています。今まで札幌の選手でいてくれて、本当にありがとう。

posted by risei |00:22 | 試合観戦記 | コメント(1) | トラックバック(0)