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2008年02月28日

北海道サッカー協会が誉められている

 JFAの役員は70歳の定年制になっているので、71歳の川淵三郎会長は今年7月の改選で会長職を辞すことになります。そんなこともあるからなのか、川淵会長は、日本経済新聞に自らのサッカー人生を振り返る「私の履歴書」を連載しています。今日(2月28日)が27回目の連載で「協会がなすべきこと」を書いています。そこで北海道サッカー協会が誉められているのですが、3回くらい読んでみても、何について誉められているのか理解できないのです。ちょっと、その内容を転載してみます。

~(略)~県協会への資金援助はJFAが精査して行っている。いいアイデアには予算をつけて事業化を助け、経理報告もきちんとさせる。2007年度は県協会に10億円以上助成した。剰余金として貯め込むより、地方の活性化に役立てた方が長い目で見ればリターンは大きいと信じている。
 一方で競争を促すために県協会のランキングを06年から作るようにした。採点基準を明示し、経理内容も公開。年間1億円以上の予算がある県協会は30以上あり、一番多いところで4億円ほど。北海道など頑張っている協会もあれば、まだまだ努力の余地があるところもある。
 県協会に頑張ってほしいのは、そこが未来を担う子供が育つ土壌そのものだからだ。それに知恵を絞って出した案が事業化されると分かれば、各県協会は有給でも優秀な人材を確保しようとする。法人化の次のステップは職員のプロ化だ。~(略)~

 ね? 誉められているでしょ。誉められるのは嬉しいけど、何について誉めれているのか分からないと、背中がムズムズします。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |21:46 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年02月28日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【注意従わぬ少年に警官、拳銃を抜く 警視庁、容疑で取り調べ】(読売新聞)

 午後8時過ぎ「大声で話していてうるさい」という通報を受け、近くの交番から駆け付けた巡査長(27)が、路上に座り込んでいた少年(16~17歳の高校2年生ら3人)が注意に従わなかったため、拳銃を抜いて追い払おうとしたとして、特別公務員暴行陵虐の疑いで警視庁の取り調べを受けているそうです。注意を受けた30分後、少年たちが警察署を訪れ「警察官に拳銃を向けられた」と訴えたため発覚したようです。

 通報を受けるほどの大声で話すとは、若者らしく元気があってよろしい。夜の8時過ぎなんて、まだ宵の口だ。警察に通報する市民の方がおかしい。路上に座り込むのだって、全国的に認められた自由を謳歌する若者特有の文化だ。警官に氏名や住所を聞かれても答えなかったって? なかなか反骨精神があってよろしい。立ち去る振りをして再び座り込んだりしたって? おお、なんと頼もしい、権力に立ち向かう勇気ある反骨精神ではないか。泣き寝入りしないで、速やかに警察署を訪れて訴えた行為だって、悪事を見逃さない正義感あふれる行動だ。自分たちの行動には一片の非もなく、悪いのは全て警官である、という真っ直ぐな思考は、将来の日本を救うかもしれない。
(【お願い】ここまで読んだら、書かれている意味をひっくり返してください)

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |19:14 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年02月27日

鍵を握っているのかもしれない

 まだ真っ白けの状態でプロの世界に飛び込んできた若手選手が、最初に指導を受ける監督やコーチの影響力は大きいと思います。いくら才能があっても、その才能を見抜けない指導者の下で選手生活を開始した場合は、伸びる才能の芽が伸びなかったり、逆に素晴らしい指導者に恵まれた場合は、それまで埋もれていた才能を掘り起こしてくれて、素晴らしい選手に育つこともあるでしょう。人生にありがちな人と人の巡り合わせの妙です。

 そんな人間関係の妙で、今季、期待しているのは、あまり耳慣れない分析担当という職責を主に担う沖田コーチです。

 沖田コーチは、大宮で05~07年と分析担当コーチとしてJ1の傾向や相手チーム、選手の特徴を丸裸にしてきた実績があるようです。その割りには大宮の成績はイマイチだったじゃん、という人もいますが、それは、沖田コーチの分析が間違っていた、という見方と、沖田コーチの分析を活かせるだけのチーム力がなかった、という見方に分かれるのでしょう。どっちが正しいのか分かりませんが。

 指導者というものは、試行錯誤と努力を積み重ねてきても一流になれなかったという経験がなければ、三流選手の悩みや、若手選手が潜在的に持っているかもしれない能力を引き出す良い指導者にはなれないと思っています。
 失礼ですけど、三浦監督は選手として三流でした。沖田コーチも選手として大成しなかったようです。そんな三浦監督と沖田コーチは大宮で2年間、一緒に働いていました。そんな沖田コーチをコンサドーレに呼んだということは、そのとき、二人の間には、響きあう何かがあったのでしょうか。コンサドーレにおける再会は、人生にありがちな人と人の巡り合わせの妙なのかもしれません。

 沖田コーチは、分析、スカウティングのほか、若手の指導も担当するようですが、限られた戦力で、これまで対戦したことがないJ1チームと戦い抜かなければならないコンサドーレにとって、実は、沖田コーチの存在が今季のコンサドーレの鍵を握っているのかもしれません。
 肝心の選手の方は何やらゴタゴタしていて、まだすっきりしませんが、元コンサドーレの村田達哉氏が強化部スカウトに就任したこともあり、スタッフの方は充実してきたようです。大いに期待しています。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |20:54 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年02月27日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【届け 宇宙人への手紙 地球外の文明を探査】(読売新聞)

 米国の天文学者フランク・ドレイクは1974年、0と1からなる1679文字の暗号文を電波望遠鏡から送信した。あて先は、2万4000光年先の球状星団M13に住む地球外知的生命(ETI)。
 カントは「目に見える惑星の少なくとも一つに住民がいるだろう」と述べた。
 ライプニッツも世界の複数性を信じていた。
 惑星の形成過程をコンピューターで研究している井田茂・東工大教授は「地球型惑星の10%には海があると考えられる」と言う。
 地球外知的生命探査(SETI)の推進者、カール・セーガン博士は、我々の銀河に高度文明は100万あると推定した。
 米航空宇宙局(NASA)は70年代に、人体図などを彫った金属板を乗せた探査機、パイオニア10号を打ち上げた。
 各国語のあいさつなどが録音されたレコードを搭載するボイジャー1号は今、太陽系を離れ、宇宙人に拾われるのを夢見ながら、地球から160億キロ地点の闇を飛ぶ。

 いいですね~ こんな壮大で夢のある話しって大好きです。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |19:04 | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年02月26日

非電化住宅の試み

【今日の気になるニュース】として、シャープが大和ハウス工業、大日本印刷と提携して、太陽光発電でおこした電力をためておくことができる住宅用蓄電池を共同開発し、これまで補助的電源としての活用にとどまっていた太陽光発電が、これからは、昼間におこした電力を夜間にも使えるようになる、ということを書きましたが、ちょっと関連する話しです。

 栃木県那須町に非電化工房を開いている藤○さんという方が、今年「非電化住宅」を建設しようとしています。知ってました?
 建築しようとしている非電化住宅は、照明やテレビのために太陽熱を利用した発電装置とバッテリーを使うけれど、電力会社の電気は使わないそうです。ここを非電化生活が楽しめる宿泊施設やホール、カフェも備え、ちょっとしたテーマパークにしたいと考えているようです。

 藤○さんは、大学で熱工学を専攻し、これまで空気清浄機、冷蔵庫、換気装置、除湿器など、地道に発明を続けてきた非電化製品が40点ほどになり、今では、たいていの日常の用は足りるそうです。
 例えば、電気を使用しない冷蔵庫の場合は、周囲を水で覆った熱伝導率の高い金属の貯蔵室に貯蔵物を入れ、貯蔵物の熱が金属板に伝わりと対流で上昇するので、上面に放熱板を置き、放熱板の上は二重のガラスで覆って熱の侵入を防ぐことによって、温度の上昇を防ぐ構造となっているそうです。

 モンゴルの遊牧民の場合、ヒツジ一頭が一家族のほぼ二週間分の食料となるそうですが、冷蔵庫がないため、夏場は肉が腐って困っているそうです。そんなモンゴルから力を貸してほしいとうい依頼があり、藤○さんは、木材に羊毛の断熱材、ペットボトルなど現地で安価に調達できる部品で非電化冷蔵庫を作り実験を重ねた結果、モンゴルでは夏場でも4度に保てることを実証したそうです。

 もうすぐ洞爺湖で環境が重要テーマとされるサミットも開催されます。
 藤○さんは、「地球温暖化は、今や世界的に主要な関心事だ。電気を使わないことで少し不便かもしれないが、楽しさもある。そんな生活の提案で環境問題の解決に寄与できるのではないかと思っている」と述べています。

 住宅メーカーが「オール電化住宅」と宣伝しているこの時代に、素晴らしい!!

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |20:55 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年02月26日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【住宅用蓄電池 シャープ・大和ハウス提携 太陽光発電を有効利用】(日本経済新聞)

 シャープが大和ハウス工業、大日本印刷と提携し、太陽光発電でおこした電力をためておくことができる住宅用蓄電池を共同開発し、2009年度にも共同でリチウムイオン型の専用電池の量産を始めるそうです。これまでの太陽光発電には高性能な蓄電池がなかったので、補助的電源としての活用にとどまっていたものが、この住宅用蓄電池が完成すれば、昼間におこした電力を夜間にも使えるようになるそうです。価格も将来的には1台50万円以下で供給できるようです。
 凄いですね。太陽光自家発電で自家消費ならCO2排出ゼロですよ。
 札幌ドームの上に太陽光発電用パネルを貼って、この高性能な蓄電池で蓄電したら、ドーム内の電力をまかなえるかもしれません。うん、これは温暖化防止のためにも期待大だ。だけど、電力会社にとってはピンチ?

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |19:01 | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年02月25日

背負っている国の威信

 国際試合が特にそうだと思いますが、背負っている国家威信みたいなものが大きければ大きいほど、サッカーは、球技から限りなく格闘技に近づいていくような気がします。それは、こっちが、そんなつもりがなくても、国家威信みたいなものを重く背負った相手チームが、特別な気概をもって挑んできたら、ギリギリのルールの範囲内のちょっと外側で、最後には肉体と肉体の戦いになることがあります。そんな試合の主審が、特定の国に身びいきする潜在的意識を持っていたら、相当きついハンデを背負った試合になり、ホームの優位性、アウェイの劣位性が際立ってきます。
 第二次世界大戦の恨み辛みを未だに引きずり、そのことを風化させないような教育を続けている東アジアの国々を相手にするときは、そんな試合になりがちです。まあ、実際になっていますが。

 日本人は根が真面目で争い事を嫌う民族(本当か?)なので、これまでの戦後の日本人は、そんな非日常的な修羅場にけっこう弱かったのですが、最近の若い選手は、他のスポーツ選手もそうですが、プレッシャーに強いというか、国際試合においても物怖じしない選手が多くなってきているような気がします。

 そのこと自体は頼もしいことだと思います。
 しかし、それが、前回のワールドカップにおける国歌「君が代」吹奏のとき、君が代を歌っていたのが、胸に手を当てた三都主選手だけだったという、ジョークにも近い出来事に象徴されるように、若い選手の意識の中で「国」だとか「国の威信」だとかが希薄になっていることが原因なら、それは、それで別の問題をはらんでいるような気がします。
 愛国心を持つべきだ、と言っているわけではありません。国の威信を背負って戦うべきだ、と言っているわけでもありません。
 そのような国民に育った原因は色々あるのでしょうが、事実関係として、ここまで国を意識しない国民で構成されている国って、世界的にみても極めて珍しい存在なのかもしれません。

 いまの若者達の親は、いわゆる「団塊の世代」と呼ばれる年齢の人達で、この世代は「ビートルズ世代」とも呼ばれていて、既存の価値観に対して反体制を貫くことが進歩的な考え方、という時代を生きてきた人達です。ここいらへんに、謎を解く根元的な鍵があるような気がするのですが…

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |20:54 | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年02月25日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【アルツハイマー病 脳画像調査 大規模臨床 来月から 新診断手法を開発】(日本経済新聞)

 アルツハイマー病患者らの脳画像を大量に収集し、新しい診断手法を開発する大規模臨床研究が3月から始まり、脳の萎縮や発症の引き金となる物質の蓄積などを手掛かりに、発症の有無や進行の度合いを正確に診断することを目指すようです。アルツハイマー病が正確に診断できるようになれば、新薬の臨床試験も大幅に効率化できると期待されているようです。
 アルツハイマー危険領域に入りつつある当方としては、正確な診断も大事かもしれないが、それよりも劇的に効く新薬の早期な開発に期待しちゃいます。最近もの忘れが…

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |19:10 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年02月24日

更新した方が、いいんじゃない

 HFCのHPのことです。
 新スローガンへの書き換えやアルセウ選手退団に伴う「選手プロフィール」からの削除は、驚くほど早く対処しました。しかし、オフィシャルパートナーがユニホームなどの、ここにロゴを、こんなふうに表示できますよ、という事例の写真が古いままだし、ホームゲームデータも相変わらず2004年実績のまま放置されています。

 特に、胸ロゴが「白い恋人」のままの事例写真をいつまでも使っているのは、窮地において、あれだけ大きな手を差し伸べてくれて、これからもお世話になるニトリに対して失礼でしょう。ニトリにへそを曲げられたら、どうする気なんですか? まあ、そんなケツの穴の小さい社長ではありませんが、新ユニホームが出来上がっているんですから、その写真を撮って貼り替えるだけでしょ? 早く更新しようよ。

「ホームゲームデータ」だってそうです。
 先日、Jリーグが2007年観戦者調査の分析結果を発表し、札幌は観戦者の平均年齢が43・3歳で、前年に続きJ1も含む全チーム中最高齢で、特に50歳以上が観戦者の35・7%を占めている、なんてことが一般紙でも報道されたばっかりなのに、本家本元のHPが2004年の実績のままです。

 これって、怠慢なんじゃない?

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |19:58 | コメント(2) | トラックバック(0)

2008年02月24日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【常識に挑戦「海水農法」 新得のカボチャ 無農薬で病気予防】(北海道新聞)

 十勝管内新得町のある農家が2年前からカボチャ畑の一部で、葉などが白くなる「うどんこ病」予防のため、葉に海水を試験的に噴霧しているようです。2年前は海水を4千倍に薄めて効果がなかったので昨年、3百倍にしたところ、病気の進行が20日ほど遅くなり、病気が葉一面に広がる前に収穫できたそうです。こういう発想の転換やチャレンジ精神って大好きです。
 道外でも千葉県の山武郡市農協では、海水を噴霧することによって、甘くて白い茎の部分が太くなる長ネギを育てているようです。
 自然の力を利用して化学肥料や農薬を減らす安全な農業の可能性を感じます。土壌や環境への影響についても検証しながら、今後も試行錯誤を続けてください。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |18:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年02月23日

アホな考え4「補強」

 超アホなことを書きます。

 攻撃の中核として期待していたアルセウ選手が退団して、今、新たな補強選手を捜しているのかもしれませんが、補強に関して先日、あるMFの名前が突然、頭に浮かびました。その名前が浮かんだ瞬間、自分自身で「?」と思いましたが…
 誰のこと?
 実はこの選手、すでに引退しているのです。
 引退後、本人が現役選手に未練があった、と発言したことがあったし… 金持ち(たぶん)なので年俸にこだわらないような気がするし… 今の体型を見ても、現役時代と遜色ないように見受けられるし… 技術は一流だし… チームへの影響度も大きいと思うし… 獲得できれば話題性や注目度は凄いことになるだろうし… 誰も考えない超ウルトラC級の奇策だと思うのですが…
 って誰のことだって!
 う~ん、言うのが恥ずかしい。
 言えっ!
 はい、言いたくないけど言います。それは、中田英寿です。

 … ???

 真剣に受け止めないでください。言ってるこっちだって、ウイスキーを飲みながら東アジア選手権を観戦していて、今かなり酔っぱらっているし、アホになって、ほんの遊び心で言ってみただけですから…

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |21:34 | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年02月23日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【IUCN調査終了 厳しい指摘で「激励」 総合的には高評価】(北海道新聞)

 世界自然遺産・知床の再評価に訪れた国際自然保護連合(IUCN)のデビッド・シェパード保護地域事業部長らが、自然遺産地域内の一部の砂防ダムについて将来的な撤去を求めたそうです。

 知床が世界自然遺産登録に名乗りを上げたとき、これまでの自然遺産の区域内に知床のように住民生活区域が含まれる例がなかったことから、事前調査したシェパード氏が魚類の遡上を阻害しているダムの撤去、トドなどの海洋動物の保護、スケトウダラなどの漁業の在り方などについて、速やかに改善計画を策定し実施すること、と指摘し、いわば宿題付きで知床が自然遺産として登録された経緯があります。なんとなく、宿題付きでJ1昇格を認められたコンサドーレに似ている気がします。
 この指摘を受けて、時の斜里町長がダムの全面撤去を公言したこともありましたが、あの時のシェパード氏の指摘に比べると、今回の「一部の砂防ダム」発言は、ずいぶんソフトになったものだ、と感じます。

 シェパード氏が撤去を求めた「一部の砂防ダム」とは、ルシャ川のダムのようです。
 知床半島の構造を基部からたどって見ると、遠音別岳、知西別岳と続く高峰が途切れて一段低くなったところが知床横断道路が通っている知床峠で、そこから標高を上げ、知床最高峰の羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカパケ岳と続き、最後の硫黄山から標高三百数十メートルまで急激に下りますが、この最低鞍部が「ルサ乗り越し」と呼ばれる場所です。そこから再び標高を上げたところに知床岳があり、そこから徐々に標高が下がって知床岬に至るという構造になっています。

 ルシャ川というのは、この「ルサ乗り越し」を源頭とするウトロ側の川のことで、反対の羅臼側の川はルサ川といいます。
 ルシャ川は、標高三百数十メートルという低いところに源を発しているだけあって、途中に一つの滝もない穏やかな川です。鞍部は強風の通り道になっているため樹が育たず草原になっています。イワナは川のゴミ、と言われたほどイワナがうじゃうじゃ棲息していたと言われているのは、この川の上流のことで、昔は、アイヌの人たちが知床半島横断の道として使っていたようです。
 今この地域を実質的に管理統治しているのはヒグマです。まあ、ここのヒグマは人擦れしていないので安全だ、と割り切らなければ、とても入り込む気になれない怖い、怖い地域です。

 人間と自然との共生という知床の理想を守りつつ、求められたダム撤去を実現できるのか、ということが今後の課題になりますが、行政側は「ダムには建設当時の目的がある」との立場を崩しておらず、今のところ撤去を予定しているダムはないそうです。
 ダムを意識してルシャ川を遡行したことがないので記憶が非常に曖昧ですが、確か河口から30分ほど歩いたところに最初のダムがあり、全部で3基の砂防ダムがあったような気がします。仮に、このダムを撤去したとしたらどうなるか。河口には、人とヒグマがお互いに無関心で共存していることで有名な番屋と孵化施設があるだけなので、住民に係る防災上の問題はないと思います。
 この問題、いつまでも突っ張ることは不可能なので、海への土砂などの流入で関係が出てくる漁業者と話しあって、来年度、撤去する方針が決まると思いますよ。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |18:54 | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年02月22日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【国会同意人事手続き 正式合意先送り 与野党 所信聴取の公開巡り溝】(日本経済新聞)

 日銀総裁など特に重要な国会同意人事については、候補者の所信を議運委で聴取して適否を決めるというルールを与野党間で合意していましたが、その委員会を公開で行うか、非公開で行うかでもめているようです。
 日銀総裁の後任人事は武藤敏郎副総裁を念頭に調整されているようですが、もし、おじさんが武藤副総裁だったら、「日銀総裁は自ら希望して就くものではない。候補者のこれまでの長い実績を評価し、それが日銀総裁として相応しい場合に推挙されて就くものだ。30分程度の所信の聴取で適否を判断するようなやり方は不適当だし、本人に対しても失礼千万な話しだ。俺は呼ばれても行かない」
 となるのですが、そんなことは想定していないのでしょうか? 国会が呼べば、国民は恐れ入って出てくると決めてかかっているようですが、それで本当に大丈夫?

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |21:14 | コメント(1) | トラックバック(1)

2008年02月21日

心・技・体・○

 スポーツの世界では、よく「心・技・体」と言われます。

「心」というのは、勝負に執着する強い精神力、持って生まれた負けず嫌いの気持ちなのでしょうが、サッカーにおいては、誰にも負けないサッカーへの愛情、試合においては、1対1の競い合いで負けない気迫の持ちよう、と言えるでしょう。
「技」というのは、文字通りテクニックのことで、技術的な引き出しを多く持っている選手が、チームの多様な戦術に対応できる選手と言えるでしょう。
「体」というのは、気迫とテクニックを発揮し続けることができる基盤となる身体能力のことですが、サッカーでは、瞬発力と持久力という相反する能力の両方を求められるようです。

 この「心・技・体」のバランスをトレーニングによって高めることが、優秀なプレーヤーになる条件なのでしょうが、言うは易し、行うは難し、の典型です。
「心」はあるけど、もはや「体」が付いていかない選手としては、某チームの高名な三○選手が挙げられます。
「技」はあるけど、もう少し「体」が欲しいな… という選手としては、西谷選手が挙げられます。(あくまでも個人的な見解です)
「心」と「体」は十分なんだけど、「技」がちょっとな… という選手としては、中山選手が挙げられます。(あくまでも個人的な見解です)

 ところで、サッカーに限らずプロスポーツ全般を長く観戦してきた非常に漠とした印象で言うと、実は「身・技・体」の後ろに、もう一つ隠れている文字があるような気がします。それは何かって?
 それは「運」だと思います。
 この「運」というものは、自分自身では如何ともし難い代物ですが、あらゆるプロスポーツのごく限られた一部のトッププロとは、「身・技・体」のバランスがとれていて、かつ、「運」を引き寄せる能力のある選手のような気がします。

 さて、コンサドーレで「運」を引き寄せることが出来る若手選手は誰か?
 昨季、運を引き寄せたのではないかと思われる若手選手が、かいま見えたようなゲームがありました。財政難で思うような補強が出来ないコンサドーレですが、そんなチームだからこそ、「運」を引き寄せる可能性を持った若手に期待してしまうのです。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |20:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年02月21日

今日の気になるニュース

 今日の気になるニュースです。

【教諭、女生徒に「脱がすぞ」 授業中「携帯」操作を注意 紋別の中学校】(読売新聞)

 20歳代の男性教諭が、授業中に携帯電話を操作していた中学3年の女子生徒に注意する際「服を脱がすぞ」と発言したそうです。こういうことが発覚すると、市教委から道教委に報告が上がり、この教諭に何らかの処分が下されることになります。
 まあ、「服を脱がすぞ」は、確かに不適切な発言なので、それも仕方ないとは思いますが、問題の本質は、授業中に携帯を操作していた女子生徒の授業態度だと思いますけどね。

 それにしても、こういう事って、どこから、どう漏れて、どういう経緯で新聞社に伝わるものなんでしょう。そっちの方が気になりますよ。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |19:03 | コメント(0) | トラックバック(0)