2008年04月27日

今日(4月27日)の気になるニュース

 きょう気になったのは、次のニュースです。

【日ロで油田探鉱 東シベリア 今冬から】(北海道新聞)

 日ロ両政府は26日、東シベリアで油田の共同探鉱に取り組むことで両国関係機関が合意したと発表したそうです。具体的には、経済産業省所管の独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」と東シベリア・イルクーツク州の民間企業「イルクーツク石油」が合弁企業を設立し、イルクーツク州で今冬から5年間で100億円を投じて探鉱を進める計画だそうです。

 日本の原油は、ほとんど中東に頼っているのが現状ですが、以前からシベリアには石油、特に天然ガスが無尽蔵に眠っている、と言われてきました。しかし、採掘の技術的な問題、ロシア(ソ連)の政情の問題、関係国のさまざまな思惑などがあって、今まで手付かずにきたようです。ロシア政府もシベリア地区の地下資源開発に積極的だし、この合意は、福田首相とプーチン大統領の首脳会談でも歓迎する意向を表明しています。このプロジェクトが本格的に進めば、日本の原油事情が中東の思惑に振り回されることなく安定する可能性があります。
 政治家の先生、ガソリン税をどうするかも重大な問題かもしれませんが、こういう日本の将来のエネルギー事情に大きく影響してくる問題に政治力を発揮してこそ、国益に叶うっていうものですよ。これから、あの中国もからんできますので頑張ってください。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by だべさおじさん |09:06 | 時事 | コメント(0) | トラックバック(0)

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