2007年12月29日

格差さらに格差そして挑戦

 プロ野球のシーズンオフでは、ドラフトに始まって移籍、契約更改と新聞紙上などを賑わせています。その契約更改で阪神の金本選手が年俸5億5千万円プラス出来高でサインしたそうです。凄いですね。サラリーマンの生涯所得以上を1年で稼ぐのですから。もっとも払う税金も大きいのでしょうが。

 それに比較してサッカー選手の年俸は低いですね。
 現在の日本のトップチームである浦和レッズの今季のレギュラークラスでも、たしか、ワシントン選手が2億円、闘莉王選手が1億円で、あとの選手は、5.6千万円クラスの年俸だったと思います。
 サッカー選手はプロ野球選手に比較して新人入団時の契約金もなく、年俸も極端に低く、選手生命も短い、という実態にあります。格差ですね。

 一方、来季から日本のトップリーグJ1で戦う我がコンサドーレ選手の今季の年俸はというと、外国人選手を除くと最高年俸の選手でも1千万円ちょいです。最低クラスは3百万円ですか。格差さらに格差ですね。

 野球は連日カードを組めるけど、サッカーは基本的に週1回しか試合が出来ないので興行収入面でハンデがあるのは理解できますが、同じサッカーでもヨーロッパのチームの選手の場合、けっこうな年収を得ているような気がします。テレビの世界への放映権料が大きいのですか?

 北海道は現在、経済格差、地域格差などで全国最低レベルにあります。その北海道が格差を跳ね返して元気になれば、物事の価値基準は経済一辺倒では計れない、という証明にもなるし、なによりも北の大地が明るくなります。

 コンサドーレは今季、財政的危機の中でJ2を戦い抜き、J2優勝、J1昇格を勝ち取りましたが、財政的危機は解消されていません。どうあがいても、来季も財政的格差を抱えたままJ1で戦うことになるでしょう。

 年末を迎えて、やっと来季のチーム体制が固まりつつあります。これが財政難の中で精一杯の補強なのでしょう。補強が当たりか外れか分かりませんが、いずれにしても、財政的格差を跳ね返してJ1で活躍し、多くの道民の注目を浴び、そして、北の大地を少しでも明るくする話題を提供してほしいものです。

 と、おじさんは、思うわけです。

posted by masa2007 |21:01 | コメント(0) | トラックバック(1)

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