2018年12月20日
都倉選手の移籍に想う
報道されていた都倉選手のC大阪への移籍が発表されました。 2014年に札幌に加入して5年間、 チームの成長と、 都倉選手の成長は、 間違いなくリンクしていました。 草津に在籍していた2009年こそ、 23得点と結果を残しましたが、 それ以外のシーズンは、 ほぼ、平凡な成績だった都倉選手。 それが札幌に加入して、 5年間で、 チーム最多ゴールを更新。 それと歩調を合わせるように、 チームは、 J2優勝、 J1昇格、 J1残留、 初の2年連続J1残留、 そして、 チーム最高の4位。 チームは成績を残し、 都倉選手の評価も上がり、 まさに、 WIN-WINの関係だったといえるのではないでしょうか。 都倉選手。 この5年間、 僕がずっと感じていたのは、 優れた身体能力でも、 抜群の勝負強さでもなく、 その、 ポジティブなメンタルでした。 どんなに失敗しようと、 どんなに試合に負けようと、 常に前向きで、 チームを、 サポーターを、 鼓舞し続けました。 悲壮感のないポジティブな鼓舞。 それこそが、 これまでの札幌に欠けていた要素だったのではないかと。 今回の移籍。 お金のあるクラブはお金で勝負し、 お金のないクラブはお金+αで勝負する。 +αでは評価し切れないほど、 選手が成長したということなのでしょう。 単純な話ですし、良くある話です。 選手の成長に、 チームの成長に、 クラブの成長がおいて行かれたとも、 言えるのかもしれません。 コンサドーレ。 もっともっと、 大きなクラブに育てていかなければね。
posted by kabao |21:11 | Consadole sapporo | コメント(0) | トラックバック(0)