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2009年11月17日

曽田選手現役引退

コンサドーレ札幌 曽田雄志選手 現役引退のお知らせ」 


オフィシャルを見ていた妻から聞かされて耳を疑いました。

当然来シーズンに向けて、

コンディションを整えているものとばかり思っていましたから。


思えば去年、今年と、

曽田選手の「笑顔」を全く見ていないような気がします。

再びピッチに立つことだけを考えてリハビリをしてきた曽田選手自身が

一番辛い思いをしていることでしょう。

いや、決断した今となっては逆に吹っ切れているでしょうか。

そんなことはないでしょうね。


曽田選手。


僕が一番印象に残っているのは、セットプレーでのゴールシーン。

同じセットプレーでも池内(元)選手は「ピンポイント」という印象ですが、

曽田選手の場合、

キッカーが蹴ったところからゴールに吸い込まれるまでが、

「見えない一つの線」

になるという感覚です。

蹴った瞬間に「あっ、入る!」というゴールが非常に多くて、

2007年東京V戦3試合(10節・23節・29節)でのゴールなんかは、

どれもそんなゴールだったように記憶しています。

そして、そう感じさせるのは間違いなく、

曽田選手にずば抜けた高さがあったからだと思っています。


曽田選手。


もしかしたら、

札幌というチームでなければ怪我もここまで悪くならなかったのかもしれませんし、

札幌というチームでなければじっくり怪我を治すことができたのかもしれません。

そう考えると、

札幌のために戦ってくれた選手がこのような形で引退しなければならないのは、

残念である以上に、申し訳ない気持ちで一杯です。

本当に、

最後にもう一度、

ピッチに立つ背番号「4」が見たかった。



いつの日か、

フロントとしてスタッフとして、

そして監督として戻ってきてくれる日を楽しみにしたいと思います。

そしてその時は必ずやJ1の舞台で!

posted by kabao |21:36 | Consadole sapporo | コメント(3) | トラックバック(0)